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第1章 · Power Platform の基礎·v2.0.0·更新 2026/6/3·読了目安 約14分

変更要約: PL-900 第1章を AZ-900 基準まで深掘り(ローコード/市民開発者・4製品の役割+比較表・M365/Dynamics/Azure連携、共通基盤 Dataverse/コネクタ/AI Builder+比較表・Excel との違い、シナリオ・FAQ・ひっかけ)。図2枚ja化

1.1Power Platform のビジネス価値

この節の要点

Power Platform が「ローコード」で業務改善を実現する考え方と、4つの主要製品(Power BI / Power Apps / Power Automate / Copilot Studio)の役割を理解します。PL-900 の出発点です。

Power Platform は、ローコード/ノーコードで「分析・アプリ作成・自動化・対話アシスタント」を実現する Microsoft のプラットフォームです。最大の価値は、専門の開発者でなくても業務に詳しい現場の人(市民開発者, citizen developer)が自分で業務改善を進められること。コードをほとんど書かずに、ドラッグ&ドロップや設定中心でアプリやワークフローを作れます。PL-900 は深い開発知識よりも「どの製品が何のためにあり、どう組み合わせ、どこと連携するか」という全体像を問う入門資格です。

1.1.14つの主要製品

Power BI(分析=インサイト)、Power Apps(行動=アプリ作成)、Power Automate(自動化=ワークフロー)、Copilot Studio(支援=チャットボット)という Power Platform の4つの柱と、共通基盤(Dataverse・コネクタ・AI Builder)を示した図。
Power Platform の4つの柱
  • Power BI:データを分析・可視化してインサイトを得る。
  • Power Appsローコードでアプリを作って業務を効率化する。
  • Power Automate:定型作業を自動化(ワークフロー)する。
  • Copilot Studio(旧 Power Virtual Agents):チャットボット/対話アシスタントを作る。
やりたいこと製品キーワード
データを分析・可視化Power BIインサイト・ダッシュボード
業務アプリを作るPower Appsローコードアプリ
定型作業を自動化Power Automateワークフロー・フロー
チャットボットを作るCopilot Studio対話アシスタント

1.1.2他サービスとの連携

Power Platform の価値は単体ではなく、既存の Microsoft サービスと連携して高まります。Microsoft 365(Teams・SharePoint・Excel 等)のデータや画面に組み込んだり、Dynamics 365(営業・カスタマーサービス等の業務アプリ)の土台として使ったり、Azure(より高度な開発・AI)と連携したりできます。たとえば Teams の中で Power Apps のアプリを動かす、SharePoint リストを元にアプリを自動生成する、といった使い方が典型です。「既存資産を活かしてローコードで改善する」のが Power Platform のビジネス価値です。

シナリオ:現場主導の業務改善。 紙とExcelで管理していた備品申請を、情シスに頼らず現場の担当者(市民開発者)が改善:Power Appsで申請アプリを作り、Power Automateで承認フローを自動化、申請データはDataverseに蓄積、状況はPower BIで可視化、よくある質問はCopilot Studioのボットが回答。Teams に組み込んで全社員が使えるように。4製品+基盤が連携します。

注意

混同に注意:
分析=Power BI/アプリ=Power Apps/自動化=Power Automate/チャットボット=Copilot Studioを取り違えない。
Copilot Studio は旧 Power Virtual Agents
③ローコード=「コードが少ない」、ノーコード=「コード不要」で、完全にコードゼロとは限らない。
④Power Platform は単体でなく M365/Dynamics 365/Azure と連携して価値が出る。

補足

Q. 市民開発者とは? 専門の開発者ではないが、業務知識を活かしてローコードでアプリ/フローを作る現場の人。Q. ローコードとノーコードの違いは? ローコードは最小限のコードを併用可、ノーコードはコードなしの操作中心。Q. Copilot Studio の旧称は? Power Virtual Agents です。

試験ポイント

「分析=Power BI」「アプリ作成=Power Apps」「自動化=Power Automate」「チャットボット=Copilot Studio(旧 Power Virtual Agents)」の対応が頻出です。共通テーマはローコードで市民開発者でも業務改善できること、M365/Dynamics 365/Azure と連携する点です。

1.1.3この節のまとめ

  • Power Platform=ローコード/ノーコードで分析・アプリ・自動化・対話を実現(市民開発者)
  • 4製品:Power BI(分析)/Power Apps(アプリ)/Power Automate(自動化)/Copilot Studio(ボット)
  • M365・Dynamics 365・Azure と連携し既存資産を活かす

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. Power Platform の共通する特徴として最も適切なものはどれですか?

Q2. 業務の定型作業を自動化(ワークフロー化)するのに適した Power Platform の製品はどれですか?

Q3. データを分析・可視化してインサイトを得るのに適した Power Platform の製品はどれですか?

理解度を確認第1章「Power Platform の基礎」の問題を解く