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第5章 · 統合開発·v1.0.0·更新 2026/6/29·読了目安 約12分

変更要約: PL-400 第5章を新規作成し参考書を完結(ドメイン: 統合開発)。Dataverse イベントの発行と消費(IServiceEndpointNotificationService・Plug-in Registration Tool での webhook 登録・Azure Service Bus キュー/トピック・Azure Event Hub・リスニング選択肢の使い分け)、Dataverse とのデータ同期(変更追跡 change tracking の差分取得・代替キー alternate keys・UpsertRequest メッセージ)。

5.2Dataverse とのデータ同期

この節の要点

変更追跡(change tracking)による差分取得、代替キー(alternate keys)、UpsertRequest メッセージによる同期を理解します。

外部システムと Dataverse を 効率よく整合 させるには、差分の取得と確実な突合が要ります。

5.2.1変更追跡(change tracking)

変更追跡(change tracking) を有効にすると、前回同期以降に変更された行(差分・delta)だけを効率的に取得できます。毎回全件を取得する必要がなくなり、大規模データの同期が現実的になります。テーブルごとに有効化し、同期処理は前回のトークンを保持して差分を取得します。

5.2.2代替キーと UpsertRequest

外部システムは Dataverse の GUID 主キーを知らないことが多いため、代替キー(alternate keys) を定義し 外部システムのキー(例: 注文番号)でレコードを一意に特定 できるようにします。同期では UpsertRequest メッセージ を使い、キーで存在すれば更新・なければ作成 を 1 操作で行います。これにより「先に Retrieve して分岐」する処理を不要にし、競合や往復を減らせます。

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