変更要約: PL-300 第5章を新規作成し参考書を完結(ドメイン: 管理とセキュリティ)。ワークスペースとアセットの管理(ワークスペース/アプリ・配布方法・ダッシュボード・サブスクリプション/アラート・昇格/認定・オンプレミスデータゲートウェイ・スケジュール更新)、セキュリティとガバナンス(ワークスペースロール Admin/Member/Contributor/Viewer・ビルド権限・行レベルセキュリティ RLS(静的/動的 USERNAME())・RLS グループ割り当て・機密ラベル)。
5.1ワークスペースとアセットの管理
ワークスペースとアプリ、発行と配布方法、ダッシュボード、サブスクリプション/アラート、昇格/認定、ゲートウェイ、スケジュール更新を理解します。
作ったレポートを 正しく届け、最新に保つ のが管理の仕事です。ワークスペースと配布、更新の自動化 を押さえます。
5.1.1ワークスペースとアプリ・配布
ワークスペース は作成者がコンテンツ(レポート/セマンティックモデル/ダッシュボード)を 共同で開発 する場所です。仕上がったら アプリ として公開し、広い閲覧者へ パッケージで配布 します。配布手段は アプリ(多数の閲覧者へ整理して配布)/ 共有(個別アイテムを少数へ)/ ワークスペースロール(開発メンバー) で使い分けます。ダッシュボードは複数レポートのタイルや Q&A をまとめる Power BI サービス上の機能です。
5.1.2更新・ゲートウェイ・エンドースメント
Import モデルは スケジュール更新 で定期的に最新化します。オンプレミス(や VNet)のデータソース をクラウドの Power BI から更新するには オンプレミスデータゲートウェイ が必要です(クラウド SaaS ソースは不要なことが多い)。信頼できるコンテンツには エンドースメント=作成者/担当者が付ける 昇格(Promoted) と、認定(Certified) があり、認定の方が強い保証です。認定を付けられるのは、テナント設定で管理者が指定したユーザー/グループだけで(管理者自身とは限りません)、この「誰でも付けられない」ことが保証の強さの根拠になります。サブスクリプション/データアラート でレポートの定期配信や閾値通知を設定します。
決め手:「多数へ整理して配布」=アプリ。「個別アイテムを少数へ」=共有。「開発メンバー」=ワークスペースロール。「オンプレ/VNetソースを更新」=オンプレミスデータゲートウェイ。「作成者が推奨」=昇格、「管理者が品質保証」=認定。「定期配信/閾値通知」=サブスクリプション/データアラート。
混同に注意:
①アプリ(配布)とワークスペースロール(開発権限)を取り違えない。
②ゲートウェイはオンプレ/VNetソースの更新に必要・クラウドSaaSは不要なことが多い。
③昇格(作成者)と認定(管理者の品質保証)は保証レベルが違う。
④ダッシュボードとレポートは別物。
5.1.3この節のまとめ
- 配布=アプリ(多数)/共有(少数)/ワークスペースロール(開発)で使い分け
- オンプレ/VNetソースの更新にはオンプレミスデータゲートウェイが必要
- エンドースメント=昇格(作成者)/認定(管理者品質保証)・スケジュール更新で最新化
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. 完成したレポート群を、整理されたパッケージとして組織の多数の閲覧者へ配布したい。最適なのはどれですか?
Q2. オンプレミスの SQL Server を、クラウドの Power BI からスケジュール更新したい。必要なのはどれですか?
Q3. 管理者が品質を保証した信頼できるセマンティックモデルであることを示したい。最適なエンドースメントはどれですか?
Q4. レポートを毎朝決まった時刻にメールで自動配信したい。最適な機能はどれですか?
Q5. 昇格(Promoted)と認定(Certified)の違いとして正しいのはどれですか?

