変更要約: PL-300 第1章を新規作成(ドメイン: データの準備)。データの取得と接続(ソース/共有セマンティックモデル・Import/DirectQuery/DirectLake・資格情報/プライバシー・パラメーター)、データのプロファイルとクレンジング(列の品質/分布/プロファイル・null/エラー/インポートエラー)、データの変換と読み込み(型/列/グループ化・ピボット解除・ファクト/ディメンション・マージ/追加・参照/複製・読み込み構成)。
1.1データの取得と接続
データソースや共有セマンティックモデルへの接続、ストレージモード(Import / DirectQuery / DirectLake)の選択、資格情報/プライバシーレベル、パラメーターの使い方を理解します。
レポート作成の出発点は データへの接続 です。どのソースに、どの ストレージモード でつなぐかが、鮮度・性能・コストを左右します。
1.1.1ソースと共有セマンティックモデルへの接続
Power BI は多様な データソース(ファイル・データベース・オンライン サービス)へ Power Query 経由で接続します。既に公開済みの 共有セマンティックモデル(旧データセット)に接続すれば、モデルを再作成せず再利用できます。接続時には 資格情報 と プライバシーレベル(Public/Organizational/Private)を設定し、クエリの折りたたみ(query folding)や結合可否に影響するプライバシーを正しく扱います。
1.1.2ストレージモードの選択
Import はデータを Power BI のメモリ(VertiPaq)に取り込み、最速のクエリ性能と全 DAX 機能を得るが、更新が必要でデータ量に上限がある。DirectQuery はデータをソースに残し、クエリ実行時にソースへ問い合わせるため 最新データ と 大規模 に強いが、性能はソース依存で一部機能に制約がある。DirectLake(Fabric のレイクハウス/OneLake 上)は Import 並みの性能で Parquet を直接読む ことで大規模データを更新なしに扱える新モードです。鮮度・データ量・性能の要件で選びます。
1.1.3パラメーター
パラメーター はソースのサーバー名/フォルダーパス/フィルター値などを 1 か所で変更 できる値です。開発↔本番の切替やテンプレート化に使い、ハードコードを避けて保守性を高めます。
決め手:「最速・全 DAX・更新あり」=Import。「最新データ/大規模・ソースに残す」=DirectQuery。「Fabric の Parquet を直接・更新なしで大規模かつ高速」=DirectLake。「公開済みモデルを再利用」=共有セマンティックモデル接続。「サーバー/パス/値を一元変更」=パラメーター。
混同に注意:
①Import は速いが鮮度は更新頼み。
②DirectQuery は最新だが性能はソース依存・一部 DAX/機能に制約。
③DirectLake は Fabric 前提。
④プライバシーレベルを誤ると結合がブロック/漏えいの恐れ。
⑤パラメーターはデータ型を合わせる。
1.1.4この節のまとめ
- Import=最速/全DAX/更新あり・DirectQuery=最新/大規模/ソース依存・DirectLake=Fabric Parquet直読み
- 共有セマンティックモデルに接続すればモデルを再利用できる
- 資格情報/プライバシーレベルを設定・パラメーターで設定を一元管理
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. 最速のクエリ性能と全 DAX 機能が必要で、データ量は中規模、定期更新は許容できる。最適なストレージモードはどれですか?
Q2. 常に最新データが必要で、データ量が非常に大きくメモリに取り込めない。最適なストレージモードはどれですか?
Q3. Microsoft Fabric のレイクハウス上の大規模 Parquet を、更新なしで Import 並みの性能で扱いたい。最適なのはどれですか?
Q4. 既に公開済みのデータモデルを再作成せずに複数レポートで再利用したい。最適なのはどれですか?
Q5. 開発環境と本番環境でデータソースのサーバー名を 1 か所で切り替えられるようにしたい。最適なのはどれですか?

