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第1章 · Microsoft 365 テナントの管理·v1.0.0·更新 2026/6/29·読了目安 約14分

変更要約: MS-102 第1章を新規作成(ドメイン: Microsoft 365 テナントの管理)。テナントとサービスの管理(テナント作成・ドメインのDNS TXT検証・組織設定・Service Health/通知・Network connectivity insights・ソフトウェア更新・Microsoft 365 Backup・採用/使用状況)、ユーザーとグループ(Entra IDユーザー/外部ユーザーB2Bゲスト/連絡先・Microsoft 365 Groups/セキュリティグループ/共有メールボックス・グループベースライセンス・Microsoft Graph PowerShell一括管理)、ロールとロールグループ(Entraロール/ワークロードrole groups・administrative units委任・PIMのJust-In-Time昇格)。

1.1テナントとサービスの管理

この節の要点

Microsoft 365 テナントの作成、ドメインの追加と検証、組織設定(Security & privacy / Organization profile)、Service Health によるサービス正常性監視と通知、Network connectivity insights、ソフトウェア更新、Microsoft 365 Backup、採用/使用状況の把握を理解します。

Microsoft 365 管理者はすべてのワークロードの 統合ハブ です。最初の土台は テナント の構成と、サービスの 健全性監視 です。

1.1.1テナントとドメイン

テナント は組織専用の Microsoft 365 / Microsoft Entra ID インスタンスで、既定で onmicrosoft.com ドメインを持ちます。独自ドメインは Microsoft 365 admin center で追加し、DNS の TXT レコード で所有権を 検証してから、メール(MX)や他サービス用のレコードを設定します。組織設定では Organization profile(組織名・連絡先・リリース設定)や Security & privacy(パスワード期限・プライバシー)を構成します。

1.1.2サービス正常性とネットワーク

Service Health はサービス側の インシデント/アドバイザリ(停止・劣化・計画メンテ)を表示し、影響範囲を把握して 通知(メール) を構成できます。一方 Network connectivity insights自組織のネットワーク経路 の良し悪し(拠点からの最適なegress・レイテンシ)を評価します。「Microsoft 側の障害か」=Service Health、「自社ネットワークの最適化か」=Network connectivity insights、と切り分けます。

1.1.3更新・バックアップ・採用

Microsoft 365 Apps の 更新チャネル は admin center で構成・監視します。Microsoft 365 Backup は Exchange / SharePoint / OneDrive を 高速に復元できる保護で、長期保持の retention(Purview) とは目的が異なります(Backup=復元、retention=コンプライアンス保持)。Microsoft 365 adoption / usage レポートで利用状況を把握し展開を促進します。

試験ポイント

決め手:「ドメイン所有権の確認」=DNS TXTレコードで検証。「Microsoft側の停止/劣化/通知」=Service Health。「自社ネットワーク経路の最適化」=Network connectivity insights。「データを素早く復元」=Microsoft 365 Backup。「コンプライアンスで長期保持」=Purview retention。

注意

混同に注意:
①Service Health(Microsoft側の障害)とNetwork connectivity insights(自社ネットワーク)を取り違えない。
②Microsoft 365 Backup(復元目的)とPurviewのretention(保持/コンプライアンス目的)は別物。
③ドメイン検証はTXT、メール配送はMXで役割が違う。

テナントは既定 onmicrosoft.com・独自ドメインは admin center で追加し DNS の TXT レコードで所有権を検証。サービス正常性は Service Health(Microsoft 側の障害/通知)と Network connectivity insights(自社ネットワーク経路)で切り分け。Microsoft 365 Backup は素早い復元、Purview retention は長期保持で目的が別、と示す図。
土台を整える

1.1.4この節のまとめ

  • テナントは既定onmicrosoft.com・独自ドメインはadmin centerで追加しDNS TXTで所有権検証
  • Service Health=Microsoft側の障害/通知・Network connectivity insights=自社ネットワーク経路
  • Microsoft 365 Backup=素早い復元・Purview retention=長期保持(目的が別)

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. 独自ドメインを Microsoft 365 に追加するとき、所有権を確認するために追加すべき DNS レコードはどれですか?

Q2. Microsoft 側で Exchange Online の劣化が起きているか、影響と復旧見込みを確認し通知を受け取りたい。どこを使いますか?

Q3. 各拠点から Microsoft 365 への接続経路(最適な egress やレイテンシ)を評価し改善したい。最適なのはどれですか?

Q4. 誤削除や破損から SharePoint / OneDrive / Exchange のデータを素早く復元できる保護を有効にしたい。最適なのはどれですか?

Q5. 組織名・技術連絡先・リリース設定などテナント全体の基本情報を構成したい。Microsoft 365 admin center のどこですか?

理解度を確認第1章「Microsoft 365 テナントの管理」の問題を解く