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第1章 · Git と GitHub の基礎·v1.1.0·更新 2026/6/15·読了目安 約8分

変更要約: 本文を拡充(図解を追加)

1.1バージョン管理・Git・GitHub

バージョン管理システム(VCS, Version Control System)は、ファイルの変更履歴を記録し、いつでも過去の状態に戻したり、誰がいつ何を変更したかを追跡したりできる仕組みです。バージョン管理がないと、report_final_v2_really_final.docx のようなコピーが乱立し、変更の経緯も分からなくなります。VCS はこの問題を解決し、安心して変更・実験・共同作業ができる土台を与えます。

■ Git とは Git は分散型 VCS の代表例です。「分散型」とは、各開発者が完全な履歴のコピーをローカルに持つという意味で、中央サーバーに常時接続していなくてもコミット・履歴閲覧・ブランチ作成などができます。これによりオフライン作業や、複数人の並行開発が容易になります。Git はオープンソースで、コマンドライン・GitHub Desktop(GUI)・各種エディタから利用できます。

■ Git と GitHub は別物 よくある誤解ですが、Git と GitHub は同じものではありません。 ・Git=バージョン管理を行う「ツール(ソフトウェア)」。手元やサーバーで動きます。 ・GitHub=その Git リポジトリをクラウドでホスティングし、Pull Request・Issue・コードレビュー・GitHub Actions などの「協業機能」を加えた「サービス」。 Git は GitHub なしでも使え、GitHub の代替サービス(GitLab・Bitbucket 等)も存在します。両者の役割の違いを押さえることが学習の出発点です。

■ アカウントと Enterprise GitHub のアカウントには、1人のための個人アカウントと、複数のメンバーやリポジトリをまとめて管理する Organization(組織)アカウントがあります。さらに大規模組織向けには、複数の Organization を束ねて一元管理する GitHub Enterprise があり、SAML シングルサインオン(SSO)や一元課金、ポリシー管理などのガバナンス機能を提供します。Enterprise には、GitHub がホストする Enterprise Cloud と、自社インフラに導入する Enterprise Server の2形態があります。

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. Git と GitHub の関係として正しいものはどれですか?

Q2. GitHub Enterprise Cloud と Server の主な違いはどれですか?

理解度を確認第1章「Git と GitHub の基礎」の問題を解く