変更要約: GH-300 第4章を新規作成(効果的なプロンプト=構造[目的/文脈/期待出力]・Copilot の文脈決定・ゼロショット/フューショット・関連性で取捨選択、原則と処理フロー=明確さ/具体性/反復/分割・入力+文脈→応答→修正の反復・チャット履歴の活用と注意[無関係文脈混入/ウィンドウ消費/新しい会話])
4.1効果的なプロンプトの作り方
プロンプトの構造とコンテキストの与え方、Copilot がどのように文脈を決めるか、ゼロショット/フューショットプロンプティング、そして効果的なプロンプト作成のベストプラクティスを理解します。
第3章で見たとおり、提案の質は 文脈(コンテキスト) に強く依存します。だからこそ、何をどう伝えるかという プロンプトエンジニアリング が成果を左右します。良いプロンプトの基本は「目的・制約・期待する出力形式を具体的に」示し、十分で関連性の高い文脈を与えることです。曖昧な依頼は曖昧な結果を生みます。
4.1.1プロンプトの構造とコンテキスト
効果的なプロンプトは、目的(何をしたいか)、文脈(対象のコード・前提・制約)、期待する出力(言語・形式・スタイル) を含みます。Copilot Chat では、対象の 選択範囲やファイルを明示 して渡すと精度が上がります。インライン補完では、関連コードを開いておく・わかりやすい関数名やコメントを先に書く ことが「文脈のヒント」になります。要は、モデルに推測させる余地を減らし、必要な情報を先回りして与えることです。
4.1.2Copilot はどう文脈を決めるか
Copilot は、カーソル周辺・開いているファイル・(機能により)関連ファイルや指示ファイルから文脈を集めます(第3章)。したがって利用者は、関連ファイルを開く・不要なノイズを減らす・instructions/プロンプトファイル(第2章)で恒常的な規約を与える、といった方法で文脈を制御できます。コンテキストウィンドウは有限なので、「関連性の高い情報を選んで与える」ことが、むやみに大量の情報を渡すより効果的です。

