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GitHub Actions参考書

GitHub Actions でワークフローと CI/CD を自動化する中級資格(GH-200)。

GitHub Actions(GH-200)について

GitHub Actions(GH-200)は、GitHub が提供するアソシエイトレベルの認定資格です。このページでは、試験範囲を全 5 章・12 節の参考書として体系的に解説し、本番形式の練習問題で理解度を確認できます。下の章一覧から順に読み進め、「問題集で演習する」で実力を試すのが効率的な学習の流れです。

試験で問われる分野(出題範囲の目安)

  • ワークフローの作成と管理約 24%
  • ワークフローの消費とトラブルシュート約 18%
  • アクションの作成と保守約 18%
  • Enterprise 向け Actions の管理約 25%
  • 自動化のセキュア化と最適化約 15%

配点は本番試験の目安です。各分野は下の章・節で詳しく解説しています。

公式の試験情報:https://learn.microsoft.com/en-us/credentials/certifications/resources/study-guides/gh-200

1ワークフローの作成と管理

  • 1.1ワークフローのトリガーとイベント

    ワークフローを「いつ・何をきっかけに」実行するかを設計します。スケジュール・手動(workflow_dispatch)・Webhook・リポジトリイベントの使い分け、workflow_dispatch の入力定義、再利用可能ワークフロー(workflow_call)への入力とシークレットの受け渡し、そしてイベントに応じた適切なスコープと権限の選択を理解します。

  • 1.2ワークフロー構造、マトリックス、コンテキストと式

    ジョブとステップ、ジョブ間の依存(needs)と条件分岐(if)、ランナーの選択、ワークフローコマンドと環境変数、サービスコンテナ、strategy/matrix によるジョブの並列展開(include/exclude・fail-fast・max-parallel)、YAML のアンカー/エイリアス、そして github/env/matrix/needs などのコンテキストと ${{ }} 式の評価を理解します。

  • 1.3実行結果の管理 — キャッシュ・アーティファクト・出力・ジョブサマリー

    ジョブ間・ステップ間でデータを受け渡す方法(アーティファクト、$GITHUB_OUTPUT、$GITHUB_ENV、再利用可能ワークフローの outputs)、依存のキャッシュ、$GITHUB_STEP_SUMMARY による Markdown のジョブサマリー、ステータスバッジ、環境(environment)の保護、そして REST API によるログ・アーティファクト・実行の保持(retention)管理を理解します。

2ワークフローの消費とトラブルシュート

  • 2.1実行結果の解釈とトラブルシュート

    設定とログから「何がトリガーになり、何が起きたか」を読み解き、失敗した実行をログと実行履歴から診断します。YAML アンカー/エイリアスの展開、matrix 展開の読み取り(ジョブ名と軸の対応)、失敗したバリアントの分析と個別ジョブの再実行、そしてログ・アーティファクトの UI/API での取得を理解します。

  • 2.2テンプレートと再利用 — スターター・再利用可能ワークフロー・コンポジット

    組織レベルのワークフローテンプレート(スターターワークフロー)と再利用可能ワークフロー(workflow_call)の使い分け、非公開(組織内)テンプレートの利用、スターターワークフロー・再利用可能ワークフロー・コンポジットアクションの違い、そしてワークフローの無効化と削除の違いを理解します。

3アクションの作成と保守

  • 3.1カスタムアクションの作成 — 種別・メタデータ・入出力

    アクションの 3 つの種別(JavaScript・Docker コンテナ・コンポジット)と選び方、action.yml に書く必須ファイルとメタデータ(inputs・outputs・runs・branding)、アクション内でのワークフローコマンドの利用、そしてアクション実行エラーのトラブルシュートを理解します。

  • 3.2アクションの配布・公開・バージョン管理

    アクションの配布モデル(公開・プライベート・Marketplace)、GitHub Marketplace への公開手順、そしてタグ・リリース・メジャーバージョンタグ・コミット SHA ピン留めを用いたバージョン管理とリリース戦略、ホスト型ランナーでの不変(immutable)アクションの考え方を理解します。

4Enterprise 向け Actions の管理

  • 4.1アクションとワークフローのガバナンス

    Enterprise/組織で、再利用可能なコンポーネントとテンプレートを定義・管理し、どのアクション/ワークフローを使えるかを制御(許可/拒否リスト、検証済みアクションのみ許可、未検証アクションへの必須レビュアー)し、組織の利用ポリシーを構成する方法を理解します。

  • 4.2ランナーの大規模管理

    GitHub ホスト型ランナーとセルフホストランナーの違いと使い分け、ランナーグループによるアクセス制御、IP 許可リストとネットワーク設定、プリインストールされたソフトウェア/ツールバージョンの把握と実行時の追加インストール、そしてランナーの監視とトラブルシュートを理解します。

  • 4.3暗号化シークレットと変数

    組織・リポジトリ・環境(environment)の各レベルでの暗号化シークレットと変数のスコープと優先順位、ワークフローやアクションでの参照とマスキング、そして REST API によるプログラム的な管理を理解します。

5自動化のセキュア化と最適化

  • 5.1セキュリティのベストプラクティス

    スクリプトインジェクションの緩和、GITHUB_TOKEN のライフサイクルと最小権限・PAT との対比、クラウド連携の OIDC(長期シークレットの排除)、サードパーティアクションの SHA ピン留めと信頼できるアクションの選定・利用ポリシー、アーティファクトのアテステーション/来歴(provenance)、環境の承認ゲートを理解します。

  • 5.2パフォーマンスとコストの最適化

    キャッシュとアーティファクトの保持による効率化、REST API での保持ポリシー適用、そして並列度・matrix サイズ・concurrency・ランナー選択・条件分岐・パス/ブランチフィルターによるワークフローのスケーリングとコスト最適化の戦略を理解します。