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第3章 · 分析ソリューションの監視と最適化·v2.0.0·更新 2026/6/3·読了目安 約9分

変更要約: DP-700 第3章を深掘り(図ja化・比較表/シナリオ/FAQ/ひっかけ/深掘り段落を全節に追加)

3.1監視とエラーハンドリング

この節の要点

Fabric の 監視ハブ(Monitoring hub) による実行履歴の追跡、パイプライン/ノートブックの エラーハンドリングと再試行容量メトリックアプリ によるキャパシティ監視を理解します。問題を早く見つけ安定運用します。

データ処理は失敗しうるため、実行を監視し、失敗時に適切に対処する必要があります。Fabric は監視ハブや容量メトリックで状況を可視化します。

3.1.1監視とエラー対応

Fabric の監視ハブがパイプライン/データフロー/ノートブック/Spark ジョブの実行履歴・状態・所要時間を一覧表示し、失敗時はパイプラインの再試行(retry)やエラー出力で対処、容量メトリックアプリがキャパシティの消費(CU)とスロットリングを可視化する構成を示した図。
監視ハブと容量メトリック
  • 監視ハブ:パイプライン/データフロー/ノートブック/Spark の実行履歴・状態・所要時間を一元的に確認する。
  • エラーハンドリング:パイプラインの再試行(retry)ポリシーや、成功/失敗で分岐するアクティビティで対処する。
  • 容量メトリックアプリキャパシティの消費(CU)やスロットリングを可視化し、過負荷を検知する。
  • アラート(Data Activator):データの条件に基づき通知やアクションを自動起動する。
試験ポイント

「実行履歴/状態の一元確認=監視ハブ」「失敗時の再試行=パイプラインの retry ポリシー」「キャパシティ消費/スロットリングの監視=容量メトリックアプリ」「データ条件での自動通知=Data Activator」 は DP-700 で頻出です。まず監視で状況を把握します。

補足

容量を共有するため、あるワークロードが過剰に消費すると他がスロットリングされることがあります。容量メトリックで消費元を特定します。

監視ハブ はテナント横断でパイプライン/データフロー/ノートブック/Spark/セマンティックモデル更新の 実行履歴・状態・所要時間 を一覧し、個々の実行をドリルダウンできます。エラー対応はパイプラインの 再試行(retry)ポリシー(回数・間隔)と、各アクティビティの 成功/失敗/完了/スキップ 依存で分岐し、失敗時は 失敗パス で通知やクリーンアップを行います。一時的障害はリトライ、恒久的障害はログ確認+修正が基本。容量メトリックアプリ容量ユニット(CU) の消費を時系列で示し、スムージング(短時間のバーストを平準化)と スロットリング(超過時の遅延/拒否)の関係を可視化、過剰消費の発生源(どのアイテム/操作か)を特定します。Data Activator はデータやイベントの条件(例:閾値超過)を検知して 通知やアクション を自動起動します。Spark は Spark UI/アプリログ、Warehouse はクエリ分析で深掘り。「実行の状態=監視ハブ」「容量の健全性=容量メトリック」「データ条件の自動反応=Data Activator」と整理します。

目的使う機能
実行の状態/履歴を見る監視ハブ失敗したパイプライン実行の特定
容量の健全性を見る容量メトリックアプリCU 消費とスロットリングの確認
失敗を自動でやり直す再試行ポリシー一時的障害の自動リトライ
データ条件で自動通知Data Activator閾値超過でメール/Teams
補足

シナリオ: 夜間パイプラインが時々失敗し、特定の重い処理が容量を食って他がスロットリングされる。→ まず監視ハブで失敗実行を特定、一時的障害には再試行ポリシーを設定。容量メトリックアプリで CU 消費の山と発生源(重い Spark ジョブ等)を特定し、スケジュール分散や容量見直しで平準化します。

補足

FAQ: Q. 監視ハブと容量メトリックの違いは? → A. 監視ハブは「各実行の状態/履歴」、容量メトリックは「容量(CU)の消費とスロットリング」。役割が別で併用します。Q. スロットリングされたら? → A. 消費元を特定して負荷を分散、または容量(SKU)を見直します。スムージングで短時間のバーストは吸収されます。

注意

ひっかけ: 「容量のスロットリングの原因特定に監視ハブを使う」は誤りです。容量(CU)の消費/スロットリングは容量メトリックアプリ。監視ハブは各実行の状態/履歴。また「再試行ポリシーで恒久的なエラーも必ず解決する」も誤り(恒久障害はログ確認+修正が必要で、リトライは一時障害向け)。

3.1.2この節のまとめ

  • 監視=監視ハブ+容量メトリックアプリ
  • 対処=再試行ポリシー・Data Activator のアラート

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. パイプラインやノートブックの実行履歴・状態・所要時間を一元的に確認したい。Fabric の何を使いますか?

Q2. キャパシティの消費(CU)やスロットリングを可視化し、過負荷の原因を特定したい。何を使いますか?

Q3. パイプラインのアクティビティが一時的な障害で失敗する。最初に検討する設定はどれですか?

理解度を確認第3章「分析ソリューションの監視と最適化」の問題を解く