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第3章 · セマンティックモデルと探索・分析·v2.0.0·更新 2026/7/16·読了目安 約9分

変更要約: DP-600 第3章を深掘り(図ja化・比較表/シナリオ/FAQ/ひっかけ/深掘り段落を全節に追加)

3.2データの探索と分析

この節の要点

データを探索・分析する手段——DAX クエリT-SQLKQL、Power BI のビジュアル探索、パフォーマンスのトラブルシュート(Performance AnalyzerDAX Studio)を理解します。

モデルを作ったら、クエリやビジュアルでデータを探索・分析します。用途に応じて DAX・T-SQL・KQL を使い分け、遅いときは原因を診断します。

3.2.1探索・分析とチューニング

データの探索/分析手段(DAX クエリ=セマンティックモデル、T-SQL=SQL 分析エンドポイント/Warehouse、KQL=Real-Time)と Power BI のビジュアル探索を並べ、パフォーマンス診断(Performance Analyzer でビジュアルの所要時間、DAX Studio でクエリ分析)でボトルネックを特定する流れを示した図。
探索・分析とチューニング
  • クエリ言語の使い分けDAX(モデル)・T-SQL(SQL エンドポイント/Warehouse)・KQL(Real-Time)
  • ビジュアル探索:Power BI でグラフ/スライサー/ドリルダウンにより対話的に分析する。
  • Performance Analyzer:レポートの各ビジュアルの所要時間を計測し、遅い箇所を特定する。
  • DAX Studio などDAX クエリの分析/最適化やストレージエンジン vs フォーミュラエンジンの切り分けを行う。
試験ポイント

「モデルの計算/クエリ=DAX」「SQL での分析=T-SQL(SQL 分析エンドポイント)」「ストリーミング=KQL」「ビジュアルの遅延診断=Performance Analyzer」「DAX 最適化=DAX Studio」 は DP-600 で頻出です。遅いレポートはまず Performance Analyzer で計測します。

補足

パフォーマンス問題は、モデル設計(スタースキーマ/メジャー)、Delta の最適化(V-Order/OPTIMIZE)、ストレージモード(Direct Lake)の複合で改善します。

探索・分析はクエリ言語を用途で使い分けます:モデルの集計は DAXEVALUATE で DAX クエリ)、Lakehouse/Warehouse の表形式分析は T-SQL(SQL 分析エンドポイント)、ストリーミング/ログは KQL(Real-Time Intelligence/Eventhouse)。アドホックには Power BI の ビジュアル探索(スライサー・ドリルダウン・「データの分析」AI)や クイックメジャー が便利。性能のトラブルシュートはまず Performance Analyzer で各ビジュアルの DAX クエリ時間/視覚の表示時間/その他 を計測し、遅い DAX は DAX StudioTabular Editorベストプラクティスアナライザー で分析、ストレージエンジン(VertiPaq・速い) vs フォーミュラエンジン(単一スレッド・遅くなりがち) の比率を見て改善します。Direct Lake の フォールバック が起きていないかも確認。根本対処は「スタースキーマ化」「メジャーの見直し(イテレーター/双方向の濫用を避ける)」「Delta の V-Order/OPTIMIZE」「不要列/高カーディナリティ列の削減」。"まず計測→原因(モデル/DAX/データレイアウト)特定→改善" の順序が鉄則です。

やりたいことクエリ言語/ツール対象
モデルの集計DAXセマンティックモデル
表形式の SQL 分析T-SQLSQL 分析エンドポイント/Warehouse
ストリーミング/ログKQLReal-Time(Eventhouse)
遅延の診断Performance Analyzer / DAX Studioレポート/DAX クエリ
補足

シナリオ: あるレポートのページが重い。原因を特定して直したい。→ まず Performance Analyzer で各ビジュアルの DAX クエリ時間を計測し、最も遅いビジュアルを特定。その DAX を DAX Studio で分析し、フォーミュラエンジン偏重やイテレーターの濫用を発見したらメジャーを書き換え、モデルをスター化、Delta を V-Order/OPTIMIZE して改善します。

補足

FAQ: Q. DAX・T-SQL・KQL はどう使い分ける? → A. モデルの集計は DAX、SQL での表分析は T-SQL(SQL 分析エンドポイント)、ストリーミング/ログは KQL。Q. 遅いレポートはまず何をする? → A. Performance Analyzer で計測し、ボトルネック(どのビジュアル/DAX)を特定してから DAX Studio 等で深掘りします。

注意

ひっかけ: 「リレーションシップを削除すればレポートは速くなる」は誤りです。リレーションを削るとモデルが機能しません。改善はスタースキーマ化・メジャー見直し・Delta 最適化・Direct Lake。また「ストリーミングデータの分析に DAX を使う」も誤り(リアルタイム/ログは KQL)。

3.2.2この節のまとめ

  • 探索=DAX/T-SQL/KQL+ビジュアル
  • 診断=Performance Analyzer・DAX Studio

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. Power BI レポートで各ビジュアルの所要時間を計測し、遅い箇所を特定したい。何を使いますか?

Q2. ストリーミング/リアルタイムデータのクエリに用いる言語はどれですか?

Q3. 遅いレポートの改善に有効でないものはどれですか?

理解度を確認第3章「セマンティックモデルと探索・分析」の問題を解く