変更要約: in-scope サービス網羅: 運用基盤(ECS/EKS/CloudFormation/CDK/CLI/Code三兄弟/SSM/Managed Grafana/Well-Architected/Cost Explorer/Budgets)+データ準備ML(Glue DataBrew/SageMaker AI/Bedrock/Kendra)
3.2分析と可視化
Athena/Redshift による SQL 分析、Amazon QuickSight による BI ダッシュボード、OpenSearch によるログ/検索分析といった、データを価値に変える運用を理解します。
蓄えたデータは分析し、可視化して初めて価値になります。クエリは Athena/Redshift、可視化は QuickSight、ログ/検索分析は OpenSearch が定番です。
3.2.1分析・可視化・検索
- Athena/Redshift:SQL でデータを分析する(サーバーレスの S3 クエリ/大規模 DWH)。
- Amazon QuickSight:BI ダッシュボードでデータを可視化し、ビジネスユーザーへ共有する(SPICE で高速)。
- OpenSearch Service:ログ分析や全文検索に強く、ダッシュボード(Kibana)で可視化する。
「ビジネス向けの BI ダッシュボード=QuickSight」「ログ分析や全文検索=OpenSearch」「S3 へのアドホック SQL=Athena」 は DEA で頻出です。可視化と分析の役割を取り違えないように。
「分析(クエリ)」と「可視化(ダッシュボード)」と「検索/ログ分析」は役割が違います。クエリは Athena(S3 にサーバーレス SQL・スキャン量課金)/Redshift(大規模 DWH)。可視化は Amazon QuickSight で、BI ダッシュボードをビジネスユーザーへ共有し、SPICE(インメモリ)に取り込むと応答が速く元データ負荷も下がります(行/列レベルセキュリティ・Q の自然言語質問・埋め込みも可)。検索や ログ分析/可観測性 は Amazon OpenSearch Service が強く、OpenSearch Dashboards(Kibana) で可視化します。データソースの組み合わせは「QuickSight が Athena/Redshift/RDS をデータソースにする」「ログを OpenSearch に入れて検索」のように層をつなぎます。判断軸は「経営/業務向けの定型 BI=QuickSight」「アドホックな探索 SQL=Athena」「全文検索・ログの可観測性=OpenSearch」。可視化(QuickSight)と分析エンジン(Athena/Redshift)を取り違えないことが頻出の注意点です。
| やりたいこと | 使うもの |
|---|---|
| 業務向け BI ダッシュボード | QuickSight(SPICE) |
| S3 にアドホック SQL | Athena |
| 大規模な定常分析 | Redshift |
| 全文検索・ログ分析 | OpenSearch Service |
シナリオ:経営会議向けの売上ダッシュボードと、SRE 向けのログ調査基盤を作る。 売上は Redshift(または S3+Athena)を QuickSight のデータソースにし、SPICE で高速化・行レベルセキュリティで部門別に出し分け。アプリ/インフラのログは OpenSearch に集約し、Kibana で全文検索・可観測性ダッシュボードを提供します。
Q. 業務向け BI ダッシュボード? QuickSight。Q. ログ分析/全文検索? OpenSearch。Q. S3 にアドホック SQL? Athena。Q. ダッシュボードを速く? SPICE に取り込む。Q. 部門別の出し分け? QuickSight の行/列レベルセキュリティ。
混同に注意:
①QuickSight は可視化、Athena/Redshift は分析エンジン——役割を取り違えない(QuickSight 単体ではクエリエンジンではない)。
②OpenSearch は全文検索/ログ向けで、大規模な集計分析の主役ではない(それは Redshift)。
③SPICE は容量上限があり、超大規模データは直接クエリ(ダイレクトクエリ)を選ぶ。
QuickSight の SPICE(インメモリエンジン)にデータを取り込むと、ダッシュボードの応答が速くなり、元データへの負荷も下がります。
3.2.2データ準備・ML・検索の in-scope サービス
分析の前後では、データ準備と機械学習のサービスも問われます。AWS Glue DataBrew はコード不要の視覚的インターフェイスでクレンジング・正規化(250 以上の変換)を行い、データ準備を高速化します。準備済みの特徴量で機械学習を行うなら Amazon SageMaker AI がデータ準備・学習・デプロイ・推論を統合したプラットフォームで、フィーチャーストアやパイプラインでデータエンジニアリングと ML を橋渡しします。 生成 AI をパイプラインに組み込むなら Amazon Bedrock が複数プロバイダーの基盤モデルを単一 API でサーバーレスに提供し、抽出データの要約・分類を Lambda/Step Functions から呼び出せます。社内文書の自然言語検索(質問応答)には機械学習ベースの Amazon Kendra を使い、構造化データの SQL 分析(Athena)や全文/ログ検索(OpenSearch)と役割を分けます。
3.2.3この節のまとめ
- Athena/Redshift(分析)/QuickSight(可視化)/OpenSearch(検索・ログ)
- BI ダッシュボード=QuickSight、全文/ログ=OpenSearch
- データ準備=Glue DataBrew、ML=SageMaker AI、生成AI=Bedrock、社内検索=Kendra
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. ビジネスユーザー向けに対話的な BI ダッシュボードでデータを可視化したい。最も適したサービスはどれですか?
Q2. ログの全文検索や可観測性のための分析・ダッシュボードに最も適したサービスはどれですか?
Q3. S3 上のデータにサーバーレスでアドホックに SQL クエリしたい。最も適したサービスはどれですか?

