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第4章 · ハイブリッド/マルチクラウド相互接続の構成と実装·v1.0.0·更新 2026/6/15·読了目安 約15分

変更要約: Professional Cloud Network Engineer 第4章を新規作成(ドメイン4「ハイブリッド/マルチクラウド」: Dedicated/Partner/Cross-Cloud Interconnect と VLAN アタッチメント・L2/L3、HA VPN over Interconnect、99.9%/99.99% SLA、MACsec、サイト間 IPSec VPN=HA VPN(オンプレ/他 VPC)・Classic VPN(ルートベース/ポリシーベース)、Cloud Router の BGP 属性(ASN/MED/リンクローカル/認証)/BFD/カスタムアドバタイズ・ラーン ルート/レガシー・標準ベストパス選択、Network Connectivity Center のハイブリッドスポーク/サイト間データ転送/ルーターアプライアンス/推移性問題)。

4.2Cloud Router とハイブリッド NCC

この節の要点

Cloud Router の BGP 属性(ASN・ルート優先度/MED・リンクローカルアドレス・認証)、Bidirectional Forwarding Detection(BFD)、カスタムアドバタイズ/ラーン ルート、VPC のレガシー/標準ベストパス選択、Network Connectivity Center のハイブリッドスポーク(VPN/VLAN アタッチメント)、サイト間データ転送、ルーターアプライアンス(RA)、推移性(transitivity)問題の解決を理解します。

動的ルーティングの中核が Cloud Router です。BGP の属性で経路を制御し、NCC でハイブリッドの推移的な到達性を実現します。

4.2.1Cloud Router と BGP の経路制御

Cloud Router はオンプレ/他ネットワークと BGP で動的に経路交換します。属性では ASN(自律システム番号)、優先度を表す ルート優先度/MED、ピアリング用の リンクローカルアドレスMD5 認証 を構成します。リンク障害を素早く検知するには BFD(Bidirectional Forwarding Detection)を有効化します。広告内容は カスタムアドバタイズ ルート(オンプレへ広告する範囲)と カスタムラーン ルート(オンプレから学ぶ範囲)で制御します。同一宛先に複数経路があるときの選択は、VPC の ベストパス選択レガシー標準)の挙動で決まります。「障害の高速検知=BFD」「広告する範囲を明示=カスタムアドバタイズ ルート」を結びます。

4.2.2ハイブリッド NCC と推移性

複数拠点やハイブリッドの推移的接続は Network Connectivity Center で実現します。ハイブリッドスポークVPN トンネルVLAN アタッチメント)をハブに接続すると、オンプレ拠点間の サイト間データ転送(site-to-site data transfer)が Google バックボーン経由で可能になります。SD-WAN などのために ルーターアプライアンス(RA)を VPC 内に置き、BGP で NCC ハブとピアリングします。VPC ピアリングが推移しないことで生じる 推移性(transitivity)問題 は、NCC のハブ&スポークで解消します。「拠点間をクラウド経由で結ぶ=サイト間データ転送」「サードパーティ SD-WAN を NCC に統合=ルーターアプライアンス」を押さえます。

試験ポイント

要件 → 手段」が頻出。例:「BGP リンク障害を秒未満で検知」=BFD、「オンプレへ広告する範囲を明示」=カスタムアドバタイズ ルート、「学習経路を制御」=カスタムラーン ルート、「拠点間をクラウド経由で接続」=NCC サイト間データ転送、「SD-WAN を BGP で NCC に統合」=ルーターアプライアンス、「経路の選好を変える」=ルート優先度/MED。

注意

混同に注意:
リージョナル動的ルーティングは BGP 経路を同一リージョンにしか伝播しない=全リージョンへはグローバルが必要。
VPC ピアリングは推移しない=多拠点の推移的到達性は NCC で。
BFD は障害検知の高速化で、経路選択そのものは優先度/MED が決める。

Cloud Router の BGP(ASN/MED/認証)/BFD/カスタムアドバタイズ・ラーン ルート/ベストパス選択、NCC のハイブリッドスポーク/サイト間データ転送/ルーターアプライアンス/推移性解決を示す図。
動的経路と推移性

4.2.3この節のまとめ

  • Cloud Router=BGP(ASN/優先度・MED/認証)、障害高速検知=BFD、広告/学習はカスタムルートで制御
  • ハイブリッド推移性は NCC のハイブリッドスポーク、拠点間はサイト間データ転送
  • SD-WAN 統合=ルーターアプライアンス、VPC ピアリングの非推移は NCC で解消

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. Cloud Router と BGP ピア間のリンク障害を秒未満で検知し、素早くフェイルオーバーさせたい。有効化するのはどれですか?

Q2. Cloud Router がオンプレへ広告する IP 範囲を、既定のサブネット以外も明示的に追加したい。使うのはどれですか?

Q3. 2 つのオンプレ拠点を、Google のバックボーン経由で相互接続してデータ転送したい。NCC の機能はどれですか?

Q4. サードパーティの SD-WAN アプライアンスを VPC 内に配置し、BGP で NCC ハブと連携させたい。使う要素はどれですか?

Q5. A 拠点 ⇄ Google ⇄ B 拠点 の推移的な到達性が、VPC ピアリングだけでは作れない。最適な解決はどれですか?

理解度を確認第4章「ハイブリッド/マルチクラウド相互接続の構成と実装」の問題を解く

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