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第3章 · マネージドネットワークサービスの構成·v1.0.0·更新 2026/6/15·読了目安 約15分

変更要約: Professional Cloud Network Engineer 第3章を新規作成(ドメイン3「マネージドサービス」: ロードバランシング=内部/外部・リージョナル/グローバル・L7/L4 の選択、バックエンドサービス/MIG/NEG/バランシングモード/セッションアフィニティ/ヘルスチェック/URL マップ/グローバルアクセス、GKE Gateway/Ingress、トラフィック分割/ミラーリング/URL 書き換え、Cloud CDN=オリジン(MIG/GCS/Cloud Run/インターネット NEG)/キャッシュ無効化、Cloud DNS=公開/非公開ゾーン/分割ホライズン/ジオロケーション・フェイルオーバー ポリシー/DNSSEC/転送ゾーン・サーバーポリシー/DNS ピアリング/クロスプロジェクトバインディング/external-DNS)。

3.2Cloud CDN と Cloud DNS

この節の要点

Cloud CDN(対応オリジン=MIG/Cloud Storage バケット/Cloud Run・外部バックエンド(インターネット NEG)/サードパーティストレージ・キャッシュ無効化)、Cloud DNS(ゾーン/レコード管理・移行・ルーティングポリシー(ジオロケーション/フェイルオーバー)・DNSSEC・自己ホスト DNS 連携(転送/サーバーポリシー)・公開/非公開ゾーンと分割ホライズン・クロスプロジェクトバインディング/DNS ピアリング・GKE 向け external-DNS)を理解します。

コンテンツ配信の高速化と、堅牢な名前解決を構成します。CDN はエッジキャッシュで遅延と負荷を下げ、Cloud DNS は可用性とセキュリティを高めます。

3.2.1Cloud CDN

Cloud CDN は外部 Application LB のバックエンドで有効化し、Google のエッジでコンテンツをキャッシュします。オリジンは マネージドインスタンスグループCloud Storage バケットCloud Run、さらに 外部バックエンドインターネット NEG)や サードパーティのオブジェクトストレージ もサポートします。キャッシュ動作はキャッシュモードや TTL で制御し、更新時は キャッシュ無効化(invalidation)で古いコンテンツを破棄します。「公開 HTTP の配信を高速化=外部 ALB+Cloud CDN」を結びます。

3.2.2Cloud DNS

Cloud DNS公開ゾーン(インターネット向け)と 非公開ゾーン(VPC 内向け)でレコードを管理し、同じ名前を内部/外部で別解決する 分割ホライズン DNS を組めます。可用性/地理最適化には ルーティングポリシージオロケーション(送信元地域で応答変更)や フェイルオーバー(プライマリ障害時にバックアップ)を使います。改ざん防止には DNSSEC を有効化します。オンプレ連携は 転送ゾーン(Cloud→自己ホスト DNS)・DNS サーバーポリシー(インバウンド/アウトバウンド転送)で構成し、別プロジェクトの VPC へ非公開ゾーンを見せるには クロスプロジェクトバインディングDNS ピアリング を使います。GKE では external-DNS オペレータ でサービス/Ingress からレコードを自動管理します。

試験ポイント

要件 → 手段」が頻出。例:「公開 HTTP の配信を高速化」=外部 ALB+Cloud CDN、「キャッシュした古い内容を即破棄」=キャッシュ無効化、「同じ名前を社内/外で別解決」=分割ホライズン(公開/非公開ゾーン)、「送信元地域で別応答」=ジオロケーション ルーティングポリシー、「プライマリ障害でバックアップへ」=フェイルオーバー、「DNS 改ざん防止」=DNSSEC、「オンプレ DNS へ転送」=転送ゾーン。

注意

混同に注意:
転送ゾーン(Cloud→オンプレへ問い合わせ)とインバウンドサーバーポリシー(オンプレ→Cloud を解決)は向きが逆。
DNS ピアリング(ゾーンを別 VPC から参照)と VPC ピアリング(ネットワーク接続)は別物。
DNSSEC は公開ゾーンの改ざん防止で、機密性ではない。

Cloud CDN のオリジン(MIG/Cloud Storage/Cloud Run/インターネット NEG)とキャッシュ無効化、Cloud DNS の公開/非公開ゾーン/分割ホライズン/ジオロケーション・フェイルオーバー/DNSSEC/転送ゾーン/DNS ピアリングを示す図。
配信と名前解決

3.2.3この節のまとめ

  • Cloud CDN=外部 ALB バックエンドでエッジキャッシュ(MIG/GCS/Cloud Run/インターネット NEG)、更新は無効化
  • Cloud DNS=公開/非公開ゾーン+分割ホライズン、可用性は フェイルオーバー/ジオロケーション ポリシー
  • 改ざん防止=DNSSEC、オンプレ連携=転送ゾーン/サーバーポリシー、別 VPC へは DNS ピアリング/クロスプロジェクトバインディング

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. 公開 HTTPS サイトの静的コンテンツを Google のエッジでキャッシュし、遅延とオリジン負荷を下げたい。最適なのはどれですか?

Q2. 同じドメイン名を、社内 VPC からは内部 IP、インターネットからは公開 IP に解決させたい。手段はどれですか?

Q3. プライマリのエンドポイントが不健全になったら、自動でバックアップのエンドポイントへ名前解決を切り替えたい。Cloud DNS の機能はどれですか?

Q4. 公開ゾーンの DNS 応答が改ざんされないよう、署名で正当性を検証可能にしたい。有効化するのはどれですか?

Q5. VPC 内の Cloud DNS から、特定ドメインの問い合わせをオンプレの自己ホスト DNS サーバーへ転送したい。使うのはどれですか?

理解度を確認第3章「マネージドネットワークサービスの構成」の問題を解く