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第3章 · マネージドネットワークサービスの構成·v1.0.0·更新 2026/6/15·読了目安 約16分

変更要約: Professional Cloud Network Engineer 第3章を新規作成(ドメイン3「マネージドサービス」: ロードバランシング=内部/外部・リージョナル/グローバル・L7/L4 の選択、バックエンドサービス/MIG/NEG/バランシングモード/セッションアフィニティ/ヘルスチェック/URL マップ/グローバルアクセス、GKE Gateway/Ingress、トラフィック分割/ミラーリング/URL 書き換え、Cloud CDN=オリジン(MIG/GCS/Cloud Run/インターネット NEG)/キャッシュ無効化、Cloud DNS=公開/非公開ゾーン/分割ホライズン/ジオロケーション・フェイルオーバー ポリシー/DNSSEC/転送ゾーン・サーバーポリシー/DNS ピアリング/クロスプロジェクトバインディング/external-DNS)。

3.1ロードバランシング

この節の要点

ロードバランサの選択(内部/外部・リージョナル/グローバル・アプリケーション/プロキシ/パススルー)、バックエンドサービスとオートスケール(NEG/マネージドインスタンスグループ)、バランシングモード・セッションアフィニティ・サービング容量・URL マップ・ヘルスチェック・グローバルアクセス、GKE の LB(Gateway/Ingress コントローラ・NEG)、Application Load Balancer のトラフィック管理(分割/ミラーリング/URL 書き換え)を理解します。

Cloud Load Balancing は要件の軸で正しい種類を選ぶことが核心です。「公開/内部」「世界/リージョン」「L7/L4」を組み合わせて最適解を一意に決めます。

3.1.1ロードバランサの選択軸

選択は 3 軸です。内部/外部(社内向けか公開か)、リージョナル/グローバル(1 リージョンか世界中の利用者を最寄りへ)、アプリケーション(L7)/プロキシ/パススルー(L4)。HTTP(S) で URL ルーティングや WAF が要るなら Application Load Balancer(L7・グローバル外部 ALB は世界中の利用者を最寄りへ)、TCP/UDP をそのまま通すなら パススルー ネットワーク LB、TCP プロキシなら プロキシ ネットワーク LB を選びます。内部マイクロサービス間は 内部 ALB / 内部パススルー NLB を使います。「公開 HTTP・世界中=グローバル外部 ALB」「内部 L4 で送信元 IP 保持=内部パススルー NLB」を結びます。

3.1.2バックエンド・ヘルスチェック・トラフィック管理

バックエンドは バックエンドサービス にまとめ、マネージドインスタンスグループ(MIG・オートスケール)や NEG(ネットワークエンドポイントグループ=コンテナネイティブ/サーバーレス/インターネット)を登録します。バランシングモード(使用率/RPS/接続数)と サービング容量、必要なら セッションアフィニティ を設定し、ヘルスチェック で正常なバックエンドだけへ流します。L7 では URL マップ でパス/ホストごとに振り分け、グローバルアクセス でリージョン外からの内部到達を許可します。GKE では GKE Gateway / Ingress コントローラ が NEG ベースの LB を自動構成します。Application LB では トラフィック分割(重み付け)・トラフィックミラーリングURL 書き換え を構成できます。

試験ポイント

要件 → LB 種別」が頻出。例:「公開 HTTP・URL ルーティング・世界中の利用者」=グローバル外部 Application LB、「TCP/UDP をそのまま・送信元 IP 保持」=パススルー ネットワーク LB、「内部マイクロサービス間の L7」=内部 Application LB、「新バージョンへ重みで段階公開」=トラフィック分割、「本番トラフィックを複製して検証」=トラフィックミラーリング、「サーバーレス/コンテナをバックエンドに」=NEG。

注意

混同に注意:
パススルー NLB は送信元 IP を保持するが、プロキシ系(ALB/プロキシ NLB)は保持しない(X-Forwarded-For 等で渡す)。
ヘルスチェック用の送信元範囲(35.191.0.0/16・130.211.0.0/22)をファイアウォールで許可しないと全 unhealthy になる。
グローバル外部 ALB は Premium ティア前提

内部/外部・リージョナル/グローバル・L7/L4 の選択軸、バックエンドサービス/NEG/MIG とヘルスチェック、GKE Gateway/Ingress とトラフィック分割/ミラーリングを示す図。
3軸で一意に選ぶ

3.1.3この節のまとめ

  • LB は 内部/外部・リージョナル/グローバル・L7/L4 の3軸で選ぶ(公開 HTTP 世界中=グローバル外部 ALB)
  • バックエンド=MIG/NEG、ヘルスチェックで正常先のみ、L7 は URL マップで振り分け
  • 段階公開=トラフィック分割、検証=トラフィックミラーリング、GKE は Gateway/Ingress が NEG LB を自動構成

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. 世界中の利用者向けに公開 HTTPS を提供し、URL パスでマイクロサービスへ振り分けたい。最適な LB はどれですか?

Q2. TCP/UDP をプロキシせずそのまま通し、バックエンドにクライアントの送信元 IP を保持したい。最適な LB はどれですか?

Q3. サーバーレス(Cloud Run)やコンテナをロードバランサのバックエンドにしたい。登録する単位はどれですか?

Q4. 新バージョンへ 5%→25%→100% と重み付けで段階的にトラフィックを移したい。Application LB の機能はどれですか?

Q5. ロードバランサのバックエンドがすべて unhealthy になった。最初に確認すべきネットワーク設定はどれですか?

理解度を確認第3章「マネージドネットワークサービスの構成」の問題を解く