Instiq
第4章 · 可観測性の実践と問題のトラブルシュート·v1.0.0·更新 2026/6/15·読了目安 約15分

変更要約: Professional Cloud DevOps Engineer 第4章を新規作成(ドメイン4「可観測性」: Ops Agent/OpenTelemetry/Managed Service for Prometheus/Cloud Audit Logs/VPC Flow Logs・ログ最適化・合成モニタ・ログベースメトリクス・Logs Explorer・BigQuery/Pub/Sub/Cloud Storage エクスポート・PII/PHI 秘匿、Metrics Explorer/PromQL ダッシュボード/アラートポリシー/PagerDuty・分散トレース Cloud Trace/OpenTelemetry・トレースとログ相関・トラブルシュート)。

4.2メトリクス・ダッシュボード・アラートと分散トレース

この節の要点

Metrics Explorer によるメトリクス分析、ダッシュボード(PromQL・共有・プレイブック)、アラートポリシー(SLI/SLO・コスト)と第三者連携(PagerDuty 等)、分散トレース(OpenTelemetry・Cloud Trace・トレースとログの相関)、インフラ/CI-CD/アプリ/性能/レイテンシのトラブルシュートを理解します。

集めたテレメトリは、見える化・気づき・原因追跡に変えて初めて価値が出ます。メトリクスを可視化し、賢くアラートし、分散トレースで遅延の原因をたどります。

4.2.1メトリクス・ダッシュボード・アラート

メトリクスは Metrics Explorer で探索し、ダッシュボード にまとめます(PromQL でクエリ、共有や プレイブック の添付も可)。アラートポリシー は症状ベース(SLI/SLO 違反、コスト超過)で設定し、過剰なノイズを避けます。通知は Webhook で PagerDuty などの第三者ツールに連携します。「複数チャートの一覧=ダッシュボード」「SLO 違反で通知=アラートポリシー」を結びます。

4.2.2分散トレースとトラブルシュート

マイクロサービスの遅延は 分散トレースCloud TraceOpenTelemetry で計装)でたどります。リクエストを スパンウォーターフォール として可視化し、どの呼び出しが遅いかを特定します。トレース ID を構造化ログと相関 させると、遅いリクエストの詳細ログへ即座に辿れます。トラブルシュートは インフラ/CI-CD/アプリ/可観測性/性能・レイテンシ の各層を、ログ・メトリクス・トレースを突き合わせて切り分けます。「マイクロサービスの遅延原因=分散トレース」を押さえます。

試験ポイント

要件 → 手段」が頻出。例:「メトリクスを探索」=Metrics Explorer、「PromQL でダッシュボード」=ダッシュボード、「SLO 違反で通知」=アラートポリシー、「オンコール連携」=PagerDuty(Webhook)、「マイクロサービスの遅延を特定」=分散トレース(Cloud Trace)、「遅いリクエストの詳細ログへ」=トレース ID とログの相関。

注意

混同に注意:
①アラートは原因でなく症状(SLO/ユーザー影響)ベースにしてノイズを避ける。
メトリクス(集計値)とトレース(1 リクエストの経路)とログ(イベント)は役割が別=相関して使う。
③トレースは全リクエストでなくサンプリングが普通。

Metrics Explorer/PromQL ダッシュボード、アラートポリシー(SLO/コスト)+PagerDuty、分散トレース(Cloud Trace/OpenTelemetry・スパンのウォーターフォール・トレース ID とログ相関)を示す図。
気づき原因を追う

4.2.3この節のまとめ

  • Metrics Explorer で探索、ダッシュボード(PromQL/プレイブック)、アラートは SLO/コストの症状ベース+PagerDuty 連携
  • 分散トレース=Cloud Trace/OpenTelemetry、スパンのウォーターフォール、トレース ID とログを相関
  • トラブルシュートはログ・メトリクス・トレースを突き合わせ、インフラ/CI-CD/アプリ/性能を切り分け

進捗の記録にはログインが必要です。

理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. 複数のメトリクスチャートを 1 画面にまとめ、チームで共有したい。最適なのはどれですか?

Q2. SLO 違反やコスト超過などの条件で通知を出したい。最適なのはどれですか?

Q3. マイクロサービス間でどの呼び出しが遅いかを特定したい。最適なのはどれですか?

Q4. 遅いリクエストのトレースから、その詳細ログへ素早く辿りたい。最も有効なのはどれですか?

Q5. オンコールのエスカレーション通知を外部ツールへ送りたい。最も一般的な連携先はどれですか?

Q6. 通知ノイズを減らすため、アラートはどの基準で設計するのが望ましいですか?

理解度を確認第4章「可観測性の実践と問題のトラブルシュート」の問題を解く

学習の記録を残しませんか

参考書はすべて無料で読めます。無料登録すると、問題集での演習・既読と進捗の記録・間違えた問題の復習・ハイライトが使えます。