1セキュリティ概念
- 1.1CIAトライアドと多層防御
セキュリティの目的を測る三本柱機密性(Confidentiality)・完全性(Integrity)・可用性(Availability)(CIAトライアド)と、単一の防御に依存しない多層防御(defense-in-depth)を、「このインシデントで損なわれたのはCIAのどれか」「どこに層を足せば止まったか」という現場判断として学びます。
- 1.2セキュリティ配備の比較
ネットワーク型・エンドポイント型・アプリケーション型のセキュリティ配備、エージェント有無(agent-based / agentless)、レガシーAV対NGAV、そしてSIEM・SOAR・ログ管理の役割分担、さらにコンテナ/仮想化とクラウド環境での可視性の違いを、「この可視性の穴をどの配備で埋めるか」という判断として学びます。
- 1.3セキュリティ運用の中核用語
脅威インテリジェンス(threat intelligence)・脅威ハンティング(threat hunting)・マルウェア解析・脅威アクター(threat actor)・リスクベース分析(RBA)・リバースエンジニアリング・スライディングウィンドウ・脅威モデリング・DevSecOpsという運用の中核用語を、「この状況で使うべき考え方・活動はどれか」という判断として学びます。
- 1.4リスク・脅威・脆弱性・エクスプロイトの比較
混同されがちな脅威(threat)・脆弱性(vulnerability)・エクスプロイト(exploit)・リスク(risk)の関係を厳密に区別し、「この対策は4つのどこに効くのか」「残っているのはどれか」という判断として学びます。リスク=脅威が脆弱性を突く可能性×影響という関係が軸です。
- 1.5アクセス制御モデル
任意アクセス制御(DAC)・強制アクセス制御(MAC)・ロールベース(RBAC)・属性ベース(ABAC)・ルールベース・時間ベースという制御モデルと、AAA(認証・認可・アカウンティング)の枠組みを、「この要件(誰が何をいつ許可されるべきか)にどのモデルが合うか」という判断として学びます。
- 1.6CVSS用語・5-tupleと検知手法
脆弱性の深刻度を測るCVSSのメトリクス(攻撃元区分(AV)・攻撃条件の複雑さ(AC)・必要な権限(PR)・ユーザ関与(UI)・スコープ(S)+時間(temporal)・環境(environmental))と、ログから侵害ホストを特定する5-tuple、そしてルール/シグネチャベースとふるまい/統計ベースの検知の違いを、SOCのトリアージ判断として学びます。

