変更要約: AZ-140 第4章を新規作成(ドメイン3: FSLogix(Profile Container/ODFC/Cloud Cache/app masking)、ユーザー体験とクライアント設定(クライアント/デバイス・マルチメディアリダイレクト/Teams WebRTC Redirector/Universal Print/Intune/RDP プロパティ/セッションタイムアウト/Start VM on Connect/個人デスクトップ割当)、アプリ配信(アプリケーショングループ desktop/RemoteApp・ユーザー割当・M365 Apps SCA・OneDrive マルチセッション・App attach 動的配信))。
4.1FSLogix によるプロファイル管理
FSLogix の構成推奨、Profile Container、ODFC Container、Cloud Cache、アプリケーションマスキング(app masking)を理解します。
プール型ホストでは毎回違う VM にログインするため、ユーザープロファイルを コンテナ(VHD/VHDX) として共有ストレージに置き、ログイン時にマウントします。これを担うのが FSLogix です。
4.1.1Profile Container と ODFC
Profile Container はユーザープロファイル全体を 1 つのコンテナで持ち運びます(基本)。ODFC(Office Container) は Office/Outlook のデータ(OST・検索インデックス・Teams キャッシュ等) だけを別コンテナに分離するもので、プロファイル全体は別管理しつつ Office 体験だけを高速化したい場合に使います。多くは Profile Container を基本に、必要に応じて ODFC を併用します。
4.1.2Cloud Cache とアプリケーションマスキング
Cloud Cache はプロファイルコンテナを 複数のストレージプロバイダー(複数リージョン/アカウント) に冗長化し、片方が落ちても継続できる高可用性/BCDR を提供します(ローカルキャッシュ+非同期レプリケーション)。「プロファイルを複数リージョンで冗長化したい」=Cloud Cache が答えです。アプリケーションマスキング(app masking) は、同じイメージ上のアプリを ユーザー/グループごとに見せる・隠す 機能で、1 つのゴールデンイメージで複数の利用者層に異なるアプリ可視性を与えられます(ライセンス制御にも有用)。
決め手:「プロファイル全体を持ち運ぶ」=Profile Container。「Office/Outlook データだけ分離」=ODFC。「複数リージョンでプロファイル冗長化(HA/BCDR)」=Cloud Cache。「1 イメージでユーザー別にアプリを見せる/隠す」=app masking。
混同に注意:
①Profile Container(全体)と ODFC(Office だけ)を取り違えない。
②Cloud Cache は冗長化/HA であってバックアップの代替ではない。
③app masking はアプリの可視性制御で、アプリ配信(App attach)とは別物。
4.1.3この節のまとめ
- Profile Container=プロファイル全体、ODFC=Office/Outlook データだけを分離
- Cloud Cache=複数ストレージへ冗長化(HA/BCDR)、バックアップの代替ではない
- app masking=1 イメージでユーザー/グループ別にアプリを見せる/隠す
進捗の記録にはログインが必要です。
理解度チェック
(軽い確認用)Q1. プール型 AVD で、ログインのたびにユーザープロファイル全体を持ち運びたい。最適なのはどれですか?
Q2. Outlook の OST や検索インデックスだけを別コンテナに分離して Office 体験を高速化したい。最適なのはどれですか?
Q3. FSLogix プロファイルを複数リージョン/ストレージで冗長化し、片方の障害でも継続したい。最適なのはどれですか?
Q4. 同一のゴールデンイメージ上で、部門ごとに見えるアプリを変えたい(あるグループには特定アプリを隠す)。最適なのはどれですか?
Q5. FSLogix Cloud Cache の位置づけとして正しいのはどれですか?

