変更要約: AZ-120 第5章を新規作成し参考書を完結(ドメイン4後半: 監視(Azure Monitor VM Insights・Azure Network Watcher・Azure Monitor for SAP solutions AMS で SAP HANA/NetWeaver 内部メトリクス統合)、バックアップ管理(Azure Backup・Recovery Services vault・Azure Backup for SAP HANA DB 整合・インスタント復元・リストア検証)、SAP 運用(Azure Center for SAP solutions の仮想インスタンス VIS・start/stop・SAP LaMa コネクタ for Azure))。
5.2バックアップ管理
Azure Backup と Recovery Services vault によるバックアップポリシー、スナップショット、復元(SAP/HANA を含む)の管理を理解します。
SAP の運用では、設計したバックアップ戦略を 継続的に管理・検証 します。中心は Azure Backup と Recovery Services vault です。
5.2.1バックアップポリシーと vault
Azure Backup は Recovery Services vault にバックアップデータを保管し、バックアップポリシー(頻度・保持期間・時間帯)で VM/ファイル/データベースを保護します。SAP の HANA は Azure Backup for SAP HANA(DB 整合のストリームバックアップ)で保護でき、RPO/RTO に合わせてポリシーを設定します。アプリ整合の スナップショット も併用してリストアの選択肢を持ちます。バックアップの取得が成功しているか(ジョブ/アラート)を継続監視します。
5.2.2復元の管理と検証
復元は ファイル/フォルダー・VM・データベース の粒度で行え、インスタント復元(スナップショット) で素早く、または 新しい VM へ復元 します(暗号化 VM も対象)。重要なのは 復元の検証=バックアップが実際にリストアできるか(リハーサル)を定期確認することです。「バックアップ=時点復元の保護」「Azure Site Recovery=リージョン障害時の継続」を区別し、運用ではジョブ成否とリストア可能性の両方を見ます。

