変更要約: Associate Google Workspace Administrator 第1章を新規作成(ドメイン1「ユーザー/ドメイン/ディレクトリ」: プロビジョニングとディレクトリ=個別/CSV一括/GCDS/SCIM・API・DNS検証・MX・SPF/DKIM/DMARC、OU/グループ/管理者ロール=OU階層とポリシー継承・グループ・特権管理者/事前定義/カスタムロールの委任と最小権限)。
1.2組織部門・グループ・管理者ロール
組織部門(OU)の階層によるユーザーの整理とポリシー/サービスの出し分け、グループによる権限・配信・共有の一括管理、そして管理者ロール(特権管理者と事前定義/カスタムの管理者ロール)の委任と最小権限を理解します。
ユーザーをただ作るだけでなく、どう整理し、誰に何を任せるかが運用の要です。整理の単位が組織部門とグループ、権限委任の単位が管理者ロールです。
1.2.1組織部門(OU)とグループ
組織部門(OU) はユーザーを階層で整理する単位です。OU ごとにポリシーやサービスの有効/無効を出し分けでき、設定は上位 OU から継承されます(例:営業部 OU だけ特定サービスを無効化)。一方 グループ は、メール配信リスト・共有・権限付与をまとめて扱う単位で、階層的なポリシー出し分けには使いません。「ポリシー/サービスを階層で出し分け=OU」「配信や共有・権限をまとめる=グループ」と区別します。
1.2.2管理者ロールと委任
特権管理者(Super Admin) はすべてを操作できる最上位のロールで、最小限の人数に限定します。日常の運用は、用途別の 事前定義の管理者ロール(例:ユーザー管理者、ヘルプデスク管理者、グループ管理者)や、必要な権限だけを集めた カスタム管理者ロール を割り当て、最小権限 で委任します。特定の OU だけに権限を絞ることもできます。「全権=特権管理者は最小限」「日常委任=事前定義/カスタムロールで最小権限」を押さえます。
「要件 → 手段」が頻出。例:「部署ごとにサービスを有効/無効」=OU、「配信リストや共有・権限をまとめて付与」=グループ、「ヘルプデスクにパスワード再設定だけ任せる」=事前定義/カスタムの管理者ロール(最小権限)、「全権は最小限の人数」=特権管理者の限定。
混同に注意:
①OU は階層でポリシー継承、グループは権限/配信のまとめで役割が違う(グループでサービス出し分けはしない)。
②特権管理者を増やしすぎない。
③委任は事前定義/カスタムロール+OU スコープで最小権限に。
1.2.3この節のまとめ
- OU は階層でユーザーを整理し、ポリシー/サービスを出し分け・継承する
- グループは配信・共有・権限をまとめて扱う(階層的な出し分けには使わない)
- 特権管理者は最小限、日常は事前定義/カスタムロールを最小権限で委任
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. 部署ごとに特定のサービスを有効/無効に出し分け、設定を階層で継承させたい。使う単位はどれですか?
Q2. メール配信リストや共有・権限付与をまとめて扱いたい。最も適した単位はどれですか?
Q3. すべてを操作できる最上位の管理者ロールについて適切な運用はどれですか?
Q4. ヘルプデスクにパスワード再設定など限定的な操作だけを任せたい。最も適切なのはどれですか?
Q5. OU とグループの違いとして正しいものはどれですか?
Q6. 委任した管理者ロールの権限を特定の部署にだけ及ぶように絞りたい。使えるのはどれですか?

