変更要約: 各節に図(figure)を追加=cert-figure-retrofit。AI-300 第4章を新規作成(ドメイン4「生成 AI の品質保証と可観測性」: 評価=テストデータセット/データマッピング/AI 品質メトリクス(根拠性/関連性/一貫性/流暢性)/リスク・安全性評価/自動評価ワークフロー、可観測性=Foundry 継続監視/パフォーマンス(レイテンシ/スループット/応答時間)/コスト(トークン消費/リソース使用)/ログ・トレース・デバッグ)
4.1生成 AI アプリ・エージェントの評価と検証
テストデータセットとデータマッピングの作成、AI 品質メトリクス(根拠性/関連性/一貫性/流暢性)、有害コンテンツ検出のためのリスクと安全性の評価、そして組み込み/カスタムのメトリクスによる自動評価ワークフローの構成を理解します。
生成 AI は出力が一意でないため、評価(evaluation)が運用の要になります。AI-300 では、品質と安全性を測定可能なメトリクスで評価し、自動化することが問われます。
4.1.1テストデータセットと品質メトリクス
評価には、入力と期待される出力(または根拠)を含む テストデータセットと、列の対応を定義する データマッピングを用意します。生成 AI の品質は AI 品質メトリクスで測ります:根拠性(groundedness)(提供した根拠に基づいているか=ハルシネーションの逆)、関連性(relevance)(質問に答えているか)、一貫性(coherence)(論理的に筋が通っているか)、流暢性(fluency)(自然な文章か)。RAG では根拠性と関連性が特に重要です。
4.1.2リスク・安全性評価と自動評価
品質だけでなく リスクと安全性の評価も行います。有害コンテンツ(暴力・憎悪・性的・自傷など)や脱獄(jailbreak)への耐性を評価し、安全でない出力を検出します。これらは 自動評価ワークフローとして構成し、組み込みメトリクスに加え、必要に応じて カスタムメトリクス(自社固有の基準)を定義して、デプロイ前後で継続的に評価します。「評価をパイプライン化して品質ゲートにする」のが GenAIOps の品質保証です。
| 観点 | メトリクス/手段 | 意味 |
|---|---|---|
| 根拠に基づくか | 根拠性(groundedness) | ハルシネーションの逆 |
| 質問に答えるか | 関連性(relevance) | 的確さ |
| 筋が通るか | 一貫性(coherence) | 論理性 |
| 自然な文章か | 流暢性(fluency) | 文章の自然さ |
| 安全か | リスク・安全性評価 | 有害コンテンツ/脱獄耐性 |
| 継続的に評価 | 自動評価ワークフロー(組み込み/カスタム) | 品質ゲート |
混同に注意:
①根拠性(提供根拠に基づくか)と関連性(質問に答えているか)は別メトリクス——RAG ではどちらも重要。
②品質メトリクス(正しさ・自然さ)とリスク・安全性評価(有害コンテンツ)は別目的。
③評価は自動ワークフローにして継続的な品質ゲートにする。
「測りたいこと → メトリクス」:例「根拠に基づかない作り話を測る」=根拠性、「質問に答えているか」=関連性、「論理的に筋が通るか」=一貫性、「自然な文章か」=流暢性、「有害な出力を検出」=リスク・安全性評価、「継続的に品質ゲート化」=自動評価ワークフロー(組み込み+カスタム)。
4.1.3この節のまとめ
- テストデータセット+データマッピングで評価。AI 品質メトリクス=根拠性/関連性/一貫性/流暢性
- リスク・安全性評価で有害コンテンツ/脱獄耐性を検証
- 組み込み+カスタムメトリクスの自動評価ワークフローを品質ゲートにする
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. 生成 AI の応答が、提供された根拠に基づいているか(ハルシネーションの逆)を測る品質メトリクスはどれですか?
Q2. 応答が質問にきちんと答えているか(的確さ)を測るメトリクスはどれですか?
Q3. 有害コンテンツ(暴力・憎悪・性的・自傷など)や脱獄への耐性を確認するために行うのはどれですか?
Q4. 生成 AI の評価を継続的な品質ゲートにするために構成すべきものはどれですか?
Q5. 生成 AI の評価のために用意する、入力と期待される出力(根拠)を含むものはどれですか?
Q6. 根拠性と関連性の違いとして正しいものはどれですか?

