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第1章 · MLOps インフラの設計と実装·v1.1.0·更新 2026/6/11·読了目安 約15分

変更要約: 各節に図(figure)を追加=cert-figure-retrofit。AI-300 第1章を新規作成(ドメイン1「MLOps インフラ」: ワークスペース/データストア/コンピューティング ターゲット/ID・アクセス管理、アセット管理=データアセット/環境/コンポーネント/レジストリ、IaC と自動化=Bicep・Azure CLI/GitHub Actions/ワークロード ID フェデレーション/ネットワーク制限/Git)

1.1Machine Learning ワークスペースとリソース

この節の要点

Azure Machine Learning(AML)ワークスペースの作成と管理、データストア、コンピューティング ターゲット、そしてワークスペースの ID とアクセス管理(マネージド ID/RBAC)を、MLOps 基盤の土台として理解します。

AI-300 は、DP-100(データサイエンティスト)を運用化(MLOps+GenAIOps)へ大きく広げた後継資格です。モデルを「作る」だけでなく、インフラを設計し、ライフサイクルを自動化し、品質と可観測性を担保することが問われます。その出発点が、機械学習の作業基盤となる Azure Machine Learning(AML)ワークスペース です。

1.1.1ワークスペースとデータストア

ワークスペース は、実験・モデル・エンドポイント・コンピューティングなど ML 資産を束ねる中心リソースです。データへの接続は データストア(Blob Storage・Data Lake などへの接続情報を資格情報を埋め込まず安全に管理)で行い、その上にデータアセットを定義します。ワークスペースは Key Vault・Storage・Container Registry・Application Insights と連携して動きます。

1.1.2コンピューティング ターゲット

  • コンピューティング インスタンス:個人の開発用(ノートブック)。1人用の作業マシン。
  • コンピューティング クラスター:学習ジョブ用に自動スケールする複数ノード。使用後 0 までスケールインしてコスト削減。
  • 推論クラスター(AKS)/ マネージド エンドポイント:本番推論の実行先。リアルタイム/バッチに対応。

1.1.3ID とアクセス管理

ワークスペースのアクセスは Azure RBAC(組み込みロール:閲覧者/共同作成者/所有者や AzureML 固有ロール)で最小権限に割り当てます。ワークスペースやジョブが他リソース(Storage・Key Vault 等)へアクセスする際は マネージド ID を使い、シークレットを持たずに認証します。機微なシークレットは Key Vault に保管します。これらは MLOps の安全な自動化の前提です。

用途コンピューティング要点
個人開発(ノートブック)コンピューティング インスタンス1人用・常時課金に注意
学習ジョブコンピューティング クラスター自動スケール・0までスケールイン
本番推論マネージド エンドポイント / AKSリアルタイム/バッチ
データ接続データストア資格情報を埋め込まない
リソース認証マネージド IDシークレットレス
注意

混同に注意:
コンピューティング インスタンス(1人用開発)コンピューティング クラスター(自動スケールの学習用)——インスタンスは常時課金になりがち。
データストア(接続情報)データアセット(具体的なデータの参照)は別。
③リソースアクセスはマネージド ID(シークレットレス)を優先。

試験ポイント

要件 → リソース」:例「学習ジョブを自動スケールで安く回す」=コンピューティング クラスター、「個人でノートブック開発」=コンピューティング インスタンス、「Storage へシークレットなしで接続」=マネージド ID+データストア、「最小権限でアクセス付与」=Azure RBAC。

ワークスペースとデータストア、コンピューティングターゲット、ID とアクセス管理を表した図。
ワークスペース・コンピュート・ID

1.1.4この節のまとめ

  • AML ワークスペース=ML 資産の中心。データ接続はデータストア(資格情報を埋め込まない)
  • コンピューティング:インスタンス(個人開発)/ クラスター(学習・自動スケール)/ マネージド エンドポイント(本番推論)
  • アクセスは Azure RBAC で最小権限、リソース認証はマネージド ID(シークレットレス)、シークレットは Key Vault

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. 学習ジョブを実行するために自動スケールし、使用後は 0 ノードまでスケールインしてコストを抑えられるのはどれですか?

Q2. 個人がノートブックで開発するために使う、1人用の作業マシンはどれですか?

Q3. Blob Storage などへの接続情報を、資格情報を埋め込まずに安全に管理する AML の仕組みはどれですか?

Q4. ワークスペースやジョブが Storage や Key Vault へシークレットを持たずに認証するために使うのはどれですか?

Q5. AML ワークスペースへのアクセスを最小権限で付与するために使うのはどれですか?

Q6. AML ワークスペースの説明として正しいものはどれですか?

理解度を確認第1章「MLOps インフラの設計と実装」の問題を解く