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第1章 · 監視・ロギング・修復·v2.0.0·更新 2026/6/5·読了目安 約10分

変更要約: SOA-C02 第1章を Associate 級に深掘り(比較表・シナリオ・FAQ・ひっかけ+深掘り段落、図を日本語化)

1.1CloudWatch メトリクスとアラーム

この節の要点

CloudWatch のメトリクス、アラームの状態(OK/ALARM/INSUFFICIENT_DATA)としきい値、アクション(SNS 通知・Auto Scaling・EC2 アクション)、CloudWatch エージェントによるゲスト内メトリクスといった監視運用の基礎を理解します。SOA-C02 の「監視・ロギング・修復」の出発点です。

運用管理者の第一の仕事は「システムの状態を常に把握する」ことです。AWS の監視基盤 Amazon CloudWatch がメトリクスを収集し、アラーム で異常を検知します。

1.1.1メトリクスとアラーム

メトリクス(例: CPUUtilization)をアラーム(しきい値+期間・状態は OK/ALARM/INSUFFICIENT_DATA)が監視し、状態変化でアクション(SNS 通知・Auto Scaling・EC2 アクション)を起動する流れを示し、メモリ/ディスクなどゲスト内メトリクスには CloudWatch エージェントが必要な旨を添えた図。
メトリクスとアラームの状態
  • メトリクス:CPU 使用率などの数値の時系列。EC2 などは標準で多くを収集する。
  • アラーム:しきい値と評価期間でOK / ALARM / INSUFFICIENT_DATA の状態を持つ。
  • アクション:状態変化で SNS 通知・Auto Scaling・EC2 の再起動/停止 などを起動する。
  • CloudWatch エージェントメモリやディスクなどゲスト OS 内のメトリクスはエージェント導入が必要(標準では取得不可)。
試験ポイント

「メモリ/ディスク使用率=CloudWatch エージェントが必要」「アラームの3状態」「INSUFFICIENT_DATA=データ不足」「アラーム→SNS/Auto Scaling/EC2 アクション」 は SOA で頻出です。

SOA-C02 で最も問われるのが「何が標準で取れて、何にエージェントが要るか」です。EC2 は CPU 使用率・ネットワーク・ディスク I/O などをハイパーバイザー側から標準収集しますが、メモリ使用率ディスク空き容量ゲスト OS の内部情報なので標準では取れず、CloudWatch エージェントの導入が必要です。収集間隔は、標準モニタリング=5分詳細モニタリング1分(追加課金)。さらに短い 高解像度メトリクス(最小1秒)も指定できます。アラームは しきい値評価期間(N データポイント中 M 個)OK / ALARM / INSUFFICIENT_DATA の3状態を取り、INSUFFICIENT_DATA はデータが足りない状態を表します(必ずしも異常ではない)。欠損データの扱い(notBreaching/breaching/ignore/missing)も設定できます。状態変化を SNS に通知してメール/Slack へ、あるいは Auto Scaling アクションEC2 アクション(再起動・停止・終了・復旧)を起動します。

メトリクス標準取得備考
CPU 使用率 / ネットワークはいハイパーバイザー側
メモリ使用率いいえCloudWatch エージェント必須
ディスク空き容量いいえCloudWatch エージェント必須
収集間隔5分 / 1分詳細モニタリングで1分

シナリオ:メモリ逼迫で落ちる EC2 を監視したい。 メモリは標準では取れないため CloudWatch エージェントを導入してメモリ使用率を送信。アラーム(例:90% を3データポイント連続)で SNS 通知し、必要なら Auto Scaling でスケールアウト。データが来ない時間帯の誤検知を避けるため、欠損データの扱いを適切に設定します。

補足

Q. メモリ/ディスクが取れない。 エージェント未導入が原因——CloudWatch エージェントを入れる。Q. INSUFFICIENT_DATA とは? データ不足の状態(異常とは限らない)。Q. 1分間隔にしたい。 詳細モニタリングを有効化。Q. 高 CPU で自動増設は? アラーム→Auto Scaling アクション。

注意

混同に注意:
メモリ/ディスクは標準で取れない(エージェント必須)——SOA 最頻出のひっかけ。
②INSUFFICIENT_DATA は「異常」ではなくデータ不足。
③詳細モニタリング(1分)は追加課金。
④EC2 アクションの「復旧(recover)」はハードウェア障害時に同一インスタンスを別ホストで復旧する。

1.1.2この節のまとめ

  • アラーム=しきい値+期間で3状態、状態変化でアクション
  • メモリ/ディスクはエージェントが必要

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. EC2 のメモリ使用率を CloudWatch で監視したい。何が必要ですか?

Q2. CloudWatch アラームが取り得る状態として正しい組み合わせはどれですか?

Q3. CPU 使用率が高い時に EC2 を自動で増やしたい。アラームから起動するのに適したアクションはどれですか?

理解度を確認第1章「監視・ロギング・修復」の問題を解く