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第2章 · 信頼性と事業継続·v2.0.0·更新 2026/6/3·読了目安 約8分

変更要約: SOA-C02 第2章を Associate 級に深掘り(比較表・シナリオ・FAQ・ひっかけ+深掘り段落、図を日本語化)

2.3バックアップと災害対策(RPO/RTO)

この節の要点

EBS/RDS スナップショット、AWS Backup による集中管理(スケジュール・クロスリージョン/アカウントコピー)、RPO/RTO と DR 戦略の選択を理解します。

データ消失や災害に備え、バックアップを計画的に取り、復旧の目標(RPO/RTO)に合わせた DR 戦略を選びます。

2.3.1バックアップと復旧目標

スナップショット(EBS/RDS・S3 にマネージド保存・ポイントインタイム)、AWS Backup(集中ポリシー/スケジュール・多数サービス横断・クロスリージョン/アカウントコピー)、RPO/RTO(RPO=データ損失許容幅・RTO=復旧までの時間・DR 戦略の選択を左右)の3要素を示した図。
バックアップと RPO/RTO
  • スナップショット:EBS や RDS のポイントインタイムバックアップ。S3 にマネージド保存される。
  • AWS Backup:複数サービスを集中ポリシーでスケジュールし、クロスリージョン/アカウントコピーもできる。
  • RPO:許容できるデータ損失の幅。RTO:復旧までに許容できる時間。これらが DR 戦略を決める。
試験ポイント

「RPO=どれだけのデータ損失を許容するか」「RTO=どれだけ早く復旧する必要があるか」「複数サービス横断の集中バックアップ=AWS Backup」「別リージョンへ複製してDR=クロスリージョンコピー」 は SOA で頻出です。

バックアップと DR は「目標(RPO/RTO)→戦略→コスト」の順で決めます。RPO は「どの時点まで戻れるか=許容データ損失」、RTO は「どれだけ早く復旧するか」です。手段としては、スナップショット(EBS/RDS のポイントインタイム・増分で S3 にマネージド保存)と、複数サービスを一括管理する AWS Backupバックアッププランでスケジュール/保持、クロスリージョン/クロスアカウントコピー、改ざん防止の Backup Vault Lock)があります。広域障害に備える DR 戦略は4段階:バックアップ&リストア(安いが遅い)→パイロットライト(最小構成を待機)→ウォームスタンバイ(縮小構成を常時稼働)→マルチサイト/アクティブ-アクティブ(高速だが高コスト)。RPO/RTO が短いほど上位=高コストになります。S3 のクロスリージョンレプリケーションRoute 53 のフェイルオーバールーティング(ヘルスチェックで待機リージョンへ)も典型的な構成要素です。タグベースで対象を選ぶと、新規リソースも自動でバックアップ計画に含められます。

DR 戦略RTO/RPOコスト
バックアップ&リストア長い
パイロットライト低〜中
ウォームスタンバイ短い中〜高
マルチサイト最短

シナリオ:全サービスのバックアップを統制し、別リージョンへ複製したい。 AWS Backup のバックアッププランでスケジュール/保持を一元化し、タグで対象を選定(新規リソースも自動包含)。クロスリージョンコピーで広域障害に備え、Backup Vault Lockで削除を防止。RTO が短い要件なら ウォームスタンバイRoute 53 フェイルオーバーを選びます。

補足

Q. 許容データ損失の指標は? RPO。Q. 復旧時間の指標は? RTO。Q. 全サービス集中バックアップ+クロスリージョン? AWS Backup。Q. 安く済ませる DR は? バックアップ&リストア。Q. 高速復旧の DR は? ウォームスタンバイ/マルチサイト。

注意

混同に注意:
①RPO=データ損失幅、RTO=復旧時間——取り違え頻出。
②EBS スナップショットは S3 にマネージド保存(ユーザーの S3 バケットには見えない)。
③RPO/RTO が短いほど高コスト——「常にマルチサイト」は誤り(要件に合わせる)。

補足

コストと RPO/RTO はトレードオフです。要件が緩ければバックアップ&リストア、厳しければパイロットライト〜マルチサイトを選びます。

2.3.2この節のまとめ

  • スナップショット/AWS Backup(集中・クロスリージョン)
  • RPO(損失幅)/RTO(復旧時間)が DR 戦略を決める

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. 複数の AWS サービスのバックアップを集中管理し、スケジュールやクロスリージョンコピーを行いたい。何を使いますか?

Q2. 「どれだけのデータ損失を許容できるか」を表す指標はどれですか?

Q3. EBS のポイントインタイムバックアップはどこに保存されますか?

理解度を確認第2章「信頼性と事業継続」の問題を解く