3情報セキュリティ管理と技術評価
- 3.1リスクマネジメント
情報資産の分類から始まり、リスクアセスメント(リスク特定・リスク分析・リスク評価)の手順、定性的リスク分析と定量的リスク分析の使い分け、リスク対応(移転・回避・受容・低減)の選択基準、残留リスクとリスクマトリックス、JIS Q 31000の考え方を学びます。
- 3.2ISMSと管理策
組織的な情報セキュリティ管理の枠組みであるISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)、要求事項を定めるJIS Q 27001と管理策を例示するJIS Q 27002の役割分担、情報セキュリティポリシーの方針・対策基準・実施手順の3階層構造、継続的改善のPDCAサイクル、認証取得時に作成する適用宣言書を学びます。
- 3.3インシデント対応と組織
組織内でインシデント対応を担うCSIRTと、監視・検知を担うSOCの役割分担、検知から報告までのインシデントハンドリングの流れ(トリアージを含む)、国内の中核組織であるJPCERT/CC・NISC・IPAの役割、脆弱性報奨制度バグバウンティ、企業間の情報共有の枠組み(J-CSIP等)を学びます。
- 3.4セキュリティ技術評価
脆弱性の深刻度を数値化するCVSS(基本値・現状値・環境値)、脆弱性識別子のCVE、脆弱性の型を分類するCWE、国内の脆弱性対策情報を集約するJVN、セキュリティ機能の評価基準ISO/IEC 15408(コモンクライテリア)とEAL、国内認証制度JISEC、実際に侵入を試みるペネトレーションテスト、ハードウェアの解析耐性耐タンパ性を学びます。
- 3.5システム監査と法務
被監査部門から独立した立場で行うシステム監査(独立性・監査手続・監査証跡)、業務プロセスの適正性を確保する内部統制、そして不正アクセス禁止法・個人情報保護法・サイバーセキュリティ基本法・刑法(不正指令電磁的記録に関する罪)などの関連法規を学びます。

