変更要約: 構造化ブロックで全面改稿(図・コールアウト・要点・ミニクイズ)
4.1権限管理とアカウント保護
安全な運用の土台となる「適切な権限」と「強い認証」を学びます。リポジトリのロールと最小権限、Team による付与、可視性(Public/Private/Internal)、そして 2FA・PAT・SSH によるアカウント保護を押さえます。
安全な運用は「適切な権限」と「強い認証」から始まります。誰に何をどこまで許すか、そして自分のアカウントをどう守るか ── この2つを押さえることが、チームと自分を守る第一歩です。
4.1.1ロールと最小権限
リポジトリのロールは Read < Triage < Write < Maintain < Admin の順に強くなります。各利用者には業務に必要な最小限だけを与える 最小権限の原則(least privilege)に従い、過剰な権限を避けましょう。
Organization では、権限は個人ではなく Team(チーム)単位で付与するのが推奨です。Team は入れ子にでき、子チームは親の権限を継承します。base permissions は組織メンバー全員への既定アクセスレベルを定め、組織メンバーでない協力者は 外部協力者(outside collaborator)としてリポジトリ単位で招待します。
4.1.2可視性
- Public:インターネット上の誰でも閲覧可能。
- Private:許可されたユーザーのみ。
- Internal:同じ Enterprise のメンバーに公開(社内オープンソース=InnerSource に向く)。
リポジトリを公開(Public)する前には、秘密情報や個人情報が含まれていないか必ず確認しましょう。一度公開した内容は、誰かに見られたりコピーされたりした可能性が残ります。
4.1.3アカウント保護
- 二要素認証(2FA) を有効にする。特にフィッシング耐性の高いパスキー/セキュリティキーが推奨。Organization 設定で全メンバーに 2FA を必須化できる。
- Git 操作の認証には、権限・期限・対象を絞れる fine-grained な Personal Access Token(PAT) や SSH 鍵を使い、パスワードの直接利用や共有は避ける。
- 秘密情報はコードに含めず、漏洩した場合は速やかにローテーション(無効化+再発行)する。
ロールの強さの順 Read < Triage < Write < Maintain < Admin、最小権限の原則、可視性 Public/Private/Internal、2FA・PAT・SSH は頻出です。Organization では権限を Team 単位で付与する点も押さえましょう。
4.1.4この節のまとめ
- ロールは Read < Triage < Write < Maintain < Admin。最小権限で過剰付与を避け、Org では Team 単位で付与
- 可視性は Public / Private / Internal。公開前に秘密情報・個人情報を確認
- アカウント保護は 2FA(パスキー推奨)/ fine-grained PAT・SSH / 秘密のローテーション
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. リポジトリのロールを権限の弱い順に並べたものはどれですか?
Q2. 誰でも閲覧できる可視性はどれですか?
Q3. Git 操作の認証として推奨されないものはどれですか?

