変更要約: GH-500 第1章を新規作成(Security スイートとアーキテクチャ=3つの柱 Code Security/Secret Protection/サプライチェーン・旧称・公開vsEnterpriseの可用性とライセンス・Security Overview、セキュア SDLC とアラート戦略=予防優先 vs ゲートベース・セキュリティキャンペーン・検知/管理/対応・役割[開発者/security manager/管理者]・dismiss の作法・委譲バイパスと強制)
1.1GitHub Security スイートとアーキテクチャ
GitHub Security スイートの構成とナビゲーション、Code Security・Secret Protection・サプライチェーンセキュリティの違い、公開リポジトリと Enterprise 環境での機能可用性の差、そして Security Overview の機能と利点を理解します。
GitHub の高度なセキュリティ(GHAS: GitHub Advanced Security)は、ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)全体で コード・シークレット・依存関係 を守る機能群です。GH-500 ではまず、これらが 3 つの柱 に整理されることを理解します——コードの脆弱性を見つける Code Security、漏洩した秘密を見つける/防ぐ Secret Protection、依存パッケージのリスクを扱う サプライチェーンセキュリティ です。
1.1.13 つの柱の違い
Code Security(code scanning/CodeQL を束ねた製品)は、ソースコードを静的解析して SQL インジェクションやパストラバーサルなどの 脆弱性 を検出します。Secret Protection(secret scanning/Push Protection を束ねた製品)は、APIキーやトークンなど コミットされた/されようとする秘密 を検出・ブロックします。サプライチェーンセキュリティ(依存グラフ/Dependabot/Dependency Review。有償機能は Code Security に含む)は、依存パッケージの 既知の脆弱性 を依存関係グラフや Dependabot で見つけ、更新を促します。3 つは対象(自分のコード/秘密/他者の依存)が異なり、組み合わせて多層的に守ります。
| 柱 | 対象 | 含む機能 |
|---|---|---|
| Code Security | 自分のコードの脆弱性 | Code Scanning (CodeQL) |
| Secret Protection | 漏洩した/しそうな秘密 | secret scanning |
| サプライチェーン | 依存パッケージの脆弱性 | Dependabot / Dependency Review |
1.1.2公開リポジトリと Enterprise の可用性
機能の 可用性 は環境で異なります。公開(public)リポジトリ では、Code Scanning や secret scanning など多くの機能が 無料 で使えます。一方、プライベートリポジトリや Enterprise で全機能を使うには Secret Protection / Code Security のライセンス(2025年に GHAS から分離した個別製品)が必要です。試験では「公開なら無料、プライベート/Enterprise はライセンスが要る」という線引きと、Enterprise Cloud と Enterprise Server で機能差がある点が問われます。
1.1.3Security Overview
Security Overview は、組織やリポジトリ全体の セキュリティ状態を一望 できるダッシュボードです。どのリポジトリで機能が有効か、未対応のアラートがどれだけあるか、リスクの傾向などを集約して表示し、優先順位付け と カバレッジ確認 に役立ちます。管理者やセキュリティ担当が「どこから手を付けるか」を判断する起点になります。
頻出:
①GHAS の3つの柱=Code Security(自分のコード)/Secret Protection(秘密)/サプライチェーン(依存)。各製品が束ねる機能(code scanning/secret scanning/Dependabot・Dependency Review。機能名は現行のまま)も押さえる。
②可用性=公開リポは多くが無料、プライベート/Enterprise は GHAS ライセンス。Enterprise Cloud と Server で機能差。
③Security Overview で組織横断の状態を一望し優先順位付け。
混同・注意:
①Code Security(自分のコードの脆弱性)と Secret Protection(秘密)と サプライチェーン(依存の脆弱性)は対象が別——役割を取り違えない。
②「公開リポで無料」と「プライベート/Enterprise はライセンス必須」を混同しない。
③製品は機能を束ねたもの(Secret Protection は secret scanning を含む等)で、機能名 code scanning/secret scanning は現行のまま——「改称」と誤解しない。
④Security Overview は可視化/優先順位付けの場で、修復そのものを行うわけではない。
1.1.4この節のまとめ
- 3 つの柱=Code Security(自分のコード)/Secret Protection(秘密)/サプライチェーン(依存)
- 可用性:公開リポは多くが無料、プライベート/Enterprise は GHAS ライセンス。Cloud と Server で差
- Security Overview で組織横断の状態を一望し優先順位付け
- 製品が束ねる機能:Secret Protection=secret scanning/Push Protection、Code Security=code scanning/CodeQL、サプライチェーン=依存グラフ/Dependabot/Dependency Review(機能名は現行のまま)
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. ソースコードを静的解析して SQL インジェクションなどの脆弱性を検出する GHAS の機能はどれですか?
Q2. コミットされた、またはコミットされようとする API キーやトークンを検出・ブロックする機能はどれですか?
Q3. 依存パッケージの既知の脆弱性を依存関係グラフや Dependabot で扱う柱はどれですか?
Q4. プライベートリポジトリや Enterprise で GHAS の全機能を使うために一般に必要なものはどれですか?
Q5. 組織やリポジトリ全体のセキュリティ状態を一望し、優先順位付けに役立つダッシュボードはどれですか?
Q6. 公開リポジトリにおける GHAS 機能の可用性として正しいものはどれですか?

