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第3章 · データ分散と統合·v1.0.0·更新 2026/6/28·読了目安 約14分

変更要約: DP-420 第3章を新規作成(ドメイン2+3: レプリケーション・一貫性(strong/bounded staleness/session/consistent prefix/eventual の5レベル・最新性 vs RU/遅延)・自動/手動フェイルオーバー・マルチリージョン書き込み・競合解決(LWW/カスタム)、分析統合(分析ストア analytical store/Azure Synapse Link HTAP/Microsoft Fabric ミラーリング vs Spark コネクタ/CDC/Change Feed + Azure Functions 非正規化・参照整合・集計・アーカイブ/Event Hubs/Azure AI Search))。

3.2分析ワークロードとサービス統合

この節の要点

分析ストアと Azure Synapse Link、Microsoft Fabric ミラーリングと Spark コネクタ、Change Feed と Azure Functions による非正規化/参照整合/集計/アーカイブ、Event Hubs・Azure AI Search 統合を理解します。

Cosmos DB のトランザクションデータを、運用に影響を与えずに分析や他サービスへ流すには 分析ストアChange Feed が中心になります。

3.2.1分析ストア・Synapse Link・Fabric

コンテナで 分析ストア(analytical store) を有効にすると、トランザクションデータが自動的に列指向の分析用コピーへ同期される(HTAP)。Azure Synapse Link で Synapse Spark/SQL から分析ストアを直接クエリでき、トランザクションストア(運用 RU)に影響を与えずに 大規模分析ができる。さらに Microsoft Fabric への Cosmos DB ミラーリング でデータを Fabric OneLake に near-real-time にミラーし、Fabric で分析する(バッチ志向の Cosmos DB Spark コネクタ と使い分け)。分析ストアでは Change Data Capture(CDC) も利用できる。

3.2.2Change Feed と他サービス統合

Change Feed はコンテナの変更(作成/更新)を時系列で読み取れる仕組み。Change Feed + Azure Functions の組み合わせで、非正規化した複製の更新参照整合性の強制集計(レポート)の維持データのアーカイブ をイベント駆動で実装する。さらに Azure Event Hubs で他アプリへイベントを流し、Azure AI Search にインデックスして全文/ベクトル検索を提供する。「変更に反応して別処理を駆動」=Change Feed、「運用に影響なく大規模分析」=分析ストア/Synapse Link、と役割を区別する。

試験ポイント

決め手:「運用 RU に影響を与えず大規模分析」=分析ストア+Synapse Link(HTAP)。「Fabric で near-real-time に分析」=Fabric ミラーリング(バッチは Spark コネクタ)。「変更に反応して非正規化/参照整合/集計/アーカイブ」=Change Feed + Azure Functions。検索付与=AI Search。

注意

混同に注意:
①分析ストア(運用無影響の分析コピー)と Change Feed(変更イベントストリーム)は別物。
②分析ストアはコンテナで明示的に有効化が要る。
③Synapse Link は分析ストア前提。
④Fabric ミラーリング(near-real-time)と Spark コネクタ(バッチ)は用途が異なる。

分析ストア(運用無影響の列指向コピー・HTAP)を Azure Synapse Link でクエリ、Microsoft Fabric ミラーリング(near-real-time)vs Spark コネクタ(バッチ)、Change Feed + Azure Functions で非正規化/参照整合/集計/アーカイブ、Event Hubs・AI Search を示す図。
運用に触れず広げる

3.2.3この節のまとめ

  • 分析ストア+Synapse Link=運用に影響しない HTAP 大規模分析、Fabric ミラーリングで near-real-time 分析
  • Change Feed + Azure Functions=非正規化更新/参照整合/集計/アーカイブをイベント駆動
  • Event Hubs でイベント連携、Azure AI Search で全文/ベクトル検索を付与

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. トランザクションの運用 RU に影響を与えずに、Cosmos DB データへ大規模な分析クエリを実行したい。最適なのはどれですか?

Q2. コンテナの変更(作成/更新)に反応して、非正規化した複製の更新や集計の維持をイベント駆動で行いたい。最適なのはどれですか?

Q3. Cosmos DB のデータを Microsoft Fabric の OneLake へ near-real-time にミラーして分析したい。最適なのはどれですか?

Q4. 分析ストアと Change Feed の違いとして正しいのはどれですか?

Q5. Cosmos DB のデータに全文検索やベクトル検索の機能を付与したい。最適な統合先はどれですか?

理解度を確認第3章「データ分散と統合」の問題を解く