変更要約: Professional Cloud DevOps Engineer 第1章を新規作成(ドメイン1「ブートストラップ」: リソース階層/IAM 最小権限/組織ポリシー/サービスアカウント/Workload Identity/Shared VPC/VPC ピアリング/Private Service Connect/複数プロジェクト監視/データ所在地、IaC=Infrastructure Manager/Config Connector/Terraform/Helm/GitOps/ブループリント、マルチ環境/エフェメラル/GKE フリート/パッチ、Cloud Workstations/Cloud Shell/Gemini Code Assist)。
1.1リソース階層・IAM・共有ネットワーク
組織のリソース階層(組織/フォルダ/プロジェクト)の設計、IAM ロールと組織レベルポリシー、サービスアカウントの作成と管理、Shared VPC・VPC ネットワークピアリング・Private Service Connect による共有ネットワーク、複数プロジェクトの監視/ログ、データ所在地を理解します。
Professional Cloud DevOps Engineer は、開発速度と信頼性を両立する仕組みを組織全体に行き渡らせます。その土台が、最初に正しく作る組織のブートストラップ=リソース階層・アクセス制御・共有ネットワークです。
1.1.1リソース階層とアクセス制御
リソースは 組織→フォルダ→プロジェクト→リソースの階層で整理し、アプリケーション中心やチーム/環境別にフォルダを設計します。アクセスは IAM の 最小権限 で(基本ロールを避け事前定義/カスタム)、全社一貫の制約は 組織ポリシー(組織レベルポリシー)で階層継承させて強制します。ワークロードの ID は サービスアカウント で表し、鍵の持ち出しを避けるため可能な限り Workload Identity を使います。「全社のガードレール=組織ポリシー」「許可=IAM」と結びます。
1.1.2共有ネットワークと複数プロジェクト運用
複数プロジェクトで一貫したネットワークを使うには Shared VPC(ホストプロジェクトの VPC を複数のサービスプロジェクトで共有)を使い、別 VPC 間の接続は VPC ネットワークピアリング、特定サービスへの非公開接続は Private Service Connect を使います。運用では複数プロジェクトを横断する 監視/ログ(集約シンク/メトリクススコープ)を設計し、規制対応のため データ所在地 で保管地域を制御します。「複数プロジェクトで共通ネットワーク=Shared VPC」「サービスへの非公開接続=Private Service Connect」を押さえます。
「要件 → 手段」が頻出。例:「全社一貫の制約を強制」=組織ポリシー、「最小権限のアクセス」=IAM 事前定義/カスタム、「ワークロードの ID」=サービスアカウント(鍵を持たない=Workload Identity)、「複数プロジェクトで共通の VPC」=Shared VPC、「別 VPC 同士を接続」=VPC ピアリング、「特定サービスへ非公開接続」=Private Service Connect、「保管地域の規制」=データ所在地。
混同に注意:
①IAM(許可)と組織ポリシー(制約の強制)は別レイヤー。
②Shared VPC(1 VPC を共有)と VPC ピアリング(別 VPC を接続)を取り違えない。
③サービスアカウント鍵のダウンロードは最後の手段(漏えい源)=Workload Identity を優先。
1.1.3この節のまとめ
- 組織/フォルダ/プロジェクト階層で整理、IAM 最小権限+組織ポリシーで統制
- ワークロード ID はサービスアカウント、鍵を持たない Workload Identity を優先
- 共有ネットワーク=Shared VPC/VPC ピアリング/Private Service Connect、保管地域はデータ所在地
進捗の記録にはログインが必要です。
理解度チェック
(軽い確認用)Q1. 全社で一貫した制約(特定リージョン以外の作成禁止など)を階層継承で強制したい。使うのはどれですか?
Q2. 複数のサービスプロジェクトで共通の VPC ネットワークを使わせたい。最適なのはどれですか?
Q3. ワークロードがサービスアカウント鍵を持たずに Google Cloud API を呼び出せるようにしたい。最適なのはどれですか?
Q4. 規制対応のためデータを特定の国/地域に保管したい。使う概念はどれですか?
Q5. 特定のマネージドサービスへ、インターネットを経由せず非公開で接続したい。最適なのはどれですか?

