3ホストベース分析
- 3.1エンドポイント技術
ホスト上で動くHIDS(ホスト型IDS)・アンチマルウェア/アンチウイルス(AV)・ホストファイアウォールの役割と、検知の土台であるシグネチャ/ルールベースと振る舞い/予測(予測AI)ベースの違いを、「このアラートはどの技術が捉えたのか」「既知/未知の脅威にどの手法が効くのか」というSOCの判断として学びます。
- 3.2OS構成要素の識別(Windows/Linux)
調査シナリオで意味を持つWindowsの構成要素(プロセス/サービス・レジストリ・イベントログ・スケジュールタスク・tasklist/netstat)とLinuxの構成要素(プロセス/デーモン・systemd・/etc 設定・/var/log ログ・cron・ps)を対応づけ、「この痕跡はどのOSのどこを見れば分かるか」という調査判断として学びます。
- 3.3帰属と証跡
調査における帰属(アトリビューション)の役割と対象——保護すべき資産、脅威アクター、既に侵害された痕跡であるIoC(侵害指標)、進行中の攻撃の兆候であるIoA(攻撃指標)、そして証拠の信頼性を支える証拠保全の連鎖(chain of custody)——を、「この痕跡は事後か進行中か」「証拠として通用させるには何を記録するか」という判断として学びます。
- 3.4証拠の種別
与えられたログから証拠の種別を見分ける——事実を最も直接に立証する最良証拠(best evidence)、他の証拠を補強する補強証拠(corroborative evidence)、事実を直接には示さず状況から推認させる間接証拠(indirect/circumstantial evidence)——を、「このログは何をどこまで立証できるか」という判断として学びます。
- 3.5ログ解釈とマルウェア解析出力
OS・アプリケーション・コマンドラインのログや、SIEM/SOARが集約・自動化する記録からイベントを読み解く力と、検体を隔離環境で実行するデトネーションチャンバ/サンドボックスの概念、そしてその解析出力(ハッシュ・URL・システム/イベント/ネットワーク情報)をIoCとして活用する判断を学びます。

