変更要約: 各節に図(figure)を追加=cert-figure-retrofit。AI-901 第6章を新規作成。ドメイン2の不足サブ領域を補完:テキストと音声の実装(Azure AI Language/Azure AI Speech=STT/TTS/音声翻訳、マルチモーダルで音声プロンプト応答)+コンピュータービジョンと画像生成の実装(マルチモーダル/Azure AI Vision=OCR・物体検出、画像生成モデル)。既存 ch1-5 の relatedSections 非破壊のため末尾 ch6 として追加。
6.2コンピュータービジョンと画像生成の実装
Foundry で「画像を理解する(ビジョン入力)」と「画像を作る(画像生成)」の2つの能力を実装する方法を理解します。マルチモーダルモデルや Azure AI Vision による画像解釈・OCR と、生成モデルによるテキストからの画像生成を、用途別の使い分けとともに押さえます。
画像に関わる実装には、性質の異なる2つの能力があります。
①画像を理解する(ビジョン入力)——写真や図の内容を認識・説明・分類する。
②画像を作る(画像生成)——文章の指示から新しい画像を生成する。AI-901 では、この2つを取り違えないことと、それぞれを Foundry でどう実装するかを押さえます。理解は「入力が画像」、生成は「出力が画像」と覚えると区別できます。
6.2.1画像を理解する(ビジョン入力)
画像の内容を扱う実装には2つの道があります。
①デプロイ済みのマルチモーダルモデルにプロンプトと一緒に画像を渡し、「この写真に何が写っているか」「このグラフの要点は」などを柔軟に解釈させる。
②用途特化の Azure AI Vision(Foundry Tools)で、OCR(文字認識, Read)、物体検出、画像キャプション、タグ付け、顔検出 といった決まった分析を学習済みで行う。会話的・任意の質問にはマルチモーダルモデル、決まった抽出(特に画像内の文字=OCR)には Azure AI Vision、という使い分けが基本です。
6.2.2画像を作る(画像生成)
新しい画像を生み出すには、画像生成モデル(text-to-image の生成モデル。カタログの DALL·E など)を使います。文章のプロンプト(例:「夕暮れの海辺を描いた水彩画」)から画像を生成し、他のモデルと同様にデプロイして呼び出します。これは「新しいコンテンツを作る」ため生成 AI の一種であり、画像を認識するビジョンとは目的が逆です。AI-901 では「新しい視覚的出力を作る=生成モデル」「既存の画像を解釈する=マルチモーダルモデル/Azure AI Vision」という対応を押さえます。

