変更要約: 各節に図(figure)を追加=cert-figure-retrofit。AI-200 第4章を新規作成(シークレット管理=Key Vault/App Configuration/マネージドID キーレス/RBAC、可観測性=OpenTelemetry 計装/分散トレース/Application Insights・Azure Monitor/KQL/AI 固有監視=トークン・コスト・クォータ・生成品質)
4.1シークレット管理と ID
AI バックエンドの機密情報と構成を安全に扱う設計——Azure Key Vault(シークレット/キー/証明書)、Azure App Configuration(構成と機能フラグ)、マネージド ID によるキーレス認証と RBAC——を開発者の視点で理解します。
AI バックエンドは、AI サービスの接続情報・データベース資格情報・API キーなどの機密情報を扱います。これらをコードや構成ファイルに直書きしないのが鉄則です。Azure では Azure Key Vault にシークレット・暗号鍵・証明書を集中管理し、アプリは マネージド ID でキーレスに取得します。構成値(接続先・パラメーター)や機能フラグは Azure App Configuration で一元管理し、環境ごとの差し替えや段階的な機能公開を安全に行います。
| 用途 | サービス |
|---|---|
| シークレット・暗号鍵・証明書の集中管理 | Azure Key Vault |
| 構成値・機能フラグの一元管理 | Azure App Configuration |
| 秘密を持たずに認証 | マネージド ID(キーレス) |
| 最小権限のアクセス制御 | RBAC |
頻出:
①「シークレット/暗号鍵/証明書を集中管理」=Azure Key Vault。
②「構成値や機能フラグを一元管理」=Azure App Configuration。
③「秘密キーを持たずに Key Vault や AI サービスへ認証」=マネージド ID(キーレス)+RBAC で最小権限。
④機密はコード/構成に直書きしない。
混同・注意:
①Key Vault(機密:シークレット/鍵/証明書)とApp Configuration(非機密の構成・機能フラグ)を取り違えない(機密は Key Vault)。
②認証(マネージド ID)と認可(RBAC)は別レイヤー。
③マネージド ID を使えばキーのローテーション負担を根本から減らせる。
④機能フラグはコード変更なしに機能の有効/無効を切り替える運用手段。

