変更要約: 各節に図(figure)を追加=cert-figure-retrofit。AI-200 第2章を新規作成(コンテナ=ACR/Container Apps/AKS の使い分け、スケールとサーバーレス=KEDA イベント駆動オートスケール/Azure Functions トリガー・バインディング/コンテナ vs 関数の選択)
2.1コンテナで AI ワークロードを動かす
AI バックエンドをコンテナで実行・配布する基礎——コンテナの考え方、Azure Container Registry(ACR)でのイメージ管理、Azure Container Apps と Azure Kubernetes Service(AKS)の使い分け——を開発者の視点で理解します。
AI バックエンド(モデル呼び出し API、RAG パイプライン、エージェントのツール実行など)は、コンテナ で実行・配布するのが定番です。コンテナはアプリと依存関係を1つのイメージにまとめ、どこでも同じように動く再現性をもたらします。Azure では、イメージを Azure Container Registry(ACR) に保存し、コンテナ実行環境へ配布します。
2.1.1実行環境の選択肢
- Azure Container Registry(ACR):コンテナイメージのプライベートレジストリ。ビルド・保存・配布の起点。
- Azure Container Apps:サーバーレス志向のコンテナ実行。スケール(ゼロスケール含む)やイベント駆動が手軽で、マイクロサービス/AI API に向く。
- Azure Kubernetes Service(AKS):フルマネージドの Kubernetes。高度な制御・大規模・特殊要件(GPU 等)に向くが運用負担は大きい。
2.1.2使い分け
基本方針は「まず Container Apps、必要になったら AKS」です。Container Apps は Kubernetes の複雑さを隠し、スケールやイベント駆動を簡単に扱えるため、多くの AI API・ワーカーに十分です。一方、Kubernetes の細かな制御、独自のネットワーク/スケジューリング、特殊なハードウェア要件などがある場合は AKS を選びます。どちらも ACR のイメージを使う点は共通です。
頻出:
①「コンテナイメージのプライベートレジストリ」=ACR。
②「サーバーレス志向で手軽にスケール/イベント駆動のコンテナ実行」=Azure Container Apps。
③「フルマネージド Kubernetes で高度な制御/特殊要件」=AKS。
④「まず Container Apps、必要になったら AKS」という使い分け。
混同・注意:
①ACR(イメージの保管庫)と実行環境(Container Apps/AKS)は別レイヤー。
②Container Apps(簡易・サーバーレス志向)とAKS(高機能・運用負担大)を要件で選ぶ——AKS が常に上位ではない。
③コンテナ化=再現性であり、認証/ネットワーク(第4章)は別途設計が必要。
モデルの学習・管理が必要な場合は Azure Machine Learning を使います。学習ジョブ・パイプライン・モデルレジストリ・マネージドエンドポイントを提供し、コンテナ化したカスタムモデルを AKS や Container Apps で動かす AI ソリューションの土台になります。
2.1.3この節のまとめ
- AI バックエンドはコンテナで再現性を持って実行・配布。イメージは ACR に保存
- Container Apps=サーバーレス志向で簡易/AKS=フルマネージド Kubernetes で高度
- 使い分け:まず Container Apps、必要になったら AKS
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. コンテナイメージを保存・配布するための Azure のプライベートレジストリはどれですか?
Q2. サーバーレス志向で、スケール(ゼロスケール含む)やイベント駆動を手軽に扱えるコンテナ実行環境はどれですか?
Q3. 高度な Kubernetes 制御や特殊なハードウェア要件(GPU 等)が必要な場合に適した実行環境はどれですか?
Q4. コンテナ実行環境の選択方針として最も適切なものはどれですか?
Q5. ACR と実行環境(Container Apps/AKS)の関係として正しいものはどれですか?

