Microsoft Power Platform Fundamentals のナレッジマップ
Microsoft Power Platform Fundamentals の主要概念 156 件と、そのつながり。上のマップでノードをクリックすると関連用語や前提をたどれます。下は全概念の索引で、定義と「前提・関連する概念」への内部リンクを掲載しています。
概念一覧(156)
コントロール(Power Apps)
アプリ画面に置く UI 部品。ラベル・テキスト入力・ボタン・ドロップダウン・ギャラリー・フォームなどがあり、プロパティで見た目や動作を設定する。
Microsoft Dataverse
Power Platform の安全で構造化されたデータストア(テーブル)。型・リレーションシップ・きめ細かいセキュリティを備え、Excel/SharePoint リストより業務データ向き。モデル駆動型アプリの土台。
Power Automate
定型作業を自動化するツール(自動化=automate)。フロー=トリガー+アクション。クラウドフロー(自動/インスタント/スケジュール)とデスクトップフロー(RPA・画面操作)がある。
前提: トリガー
コネクタ(Power Platform)
1000以上の外部サービス(Microsoft 365・SQL・各種 SaaS)に接続する部品。標準コネクタと、追加ライセンスが要る場合のあるプレミアムコネクタがある。
関連: プレミアムコネクタ
Microsoft Power Platform
ローコード/ノーコードで分析・アプリ・自動化・対話を実現する Microsoft のプラットフォーム。市民開発者でも業務改善できる。M365/Dynamics 365/Azure と連携。
前提: ノーコード
レポート(Power BI)
1 つのデータセットに基づく複数ページの対話的な分析。ビジュアルを配置し、フィルターやドリルダウンで深掘りできる。Power BI Desktop で作成する。
キャンバスアプリ
白紙のキャンバスに部品を置いて UI を自由に設計する Power Apps のアプリ種別。多様なデータソース(Excel/SharePoint/各種コネクタ)に接続でき、見た目を細かく作り込める。
関連: Power Apps
アクション
トリガー後に実行する処理(例:ファイル保存、通知、承認、データ更新)。コネクタ経由で外部サービスを操作し、複数を順に並べる。
前提: Notify 関数(Power Fx)、コネクタ(Power Platform)
関連: トリガー
フォーム
1 件のレコードを表示・入力・編集する画面部品。モデル駆動型アプリではテーブルごとにフォームを定義し、表示するフィールドや配置を設定する。
前提: ビュー
Power Apps
ローコードで業務アプリを作るツール(行動=act)。キャンバスアプリ(UI起点で自由設計)とモデル駆動型アプリ(Dataverse のデータ起点でレイアウト自動生成)がある。
クラウドフロー
コネクタの API を使ってクラウド上のサービスを自動化する Power Automate のフロー。起点により自動・インスタント・スケジュールの 3 種類がある。
関連: Power Automate
Microsoft Copilot Studio(旧 Power Virtual Agents)
ローコードでチャットボット/対話アシスタントを作るツール(支援=assist)。会話はトピック(意図ごと)で構成し、生成AIナレッジや Power Automate と連携できる。
ローコード
コードをほとんど書かず、設定やドラッグ&ドロップ中心でアプリ/自動化を作る開発手法。少量のコード(式など)は併用できる。開発スピードと現場主導の改善が利点。
Microsoft 365
メール・文書・会議などをクラウドで提供する SaaS の生産性スイート。ユーザー単位のサブスクリプションで利用する。
Office アプリ(Word/Excel/PowerPoint/Outlook)
文書・表計算・プレゼン・メールの中核アプリ。Microsoft 365 ではサブスクで常に最新版を Web/デスクトップ/モバイルで使え、共同編集も可能。
前提: Microsoft 365
Microsoft Teams
チャット・会議・通話・チームワークを集約したコラボレーションのハブ。ファイルは裏で SharePoint/OneDrive に保存。
関連: SharePoint
モデル駆動型アプリ
Dataverse のデータモデル(テーブル)を土台に、フォームやビューなどのレイアウトが自動生成される Power Apps のアプリ種別。データ中心の複雑な業務(CRM 的なもの)に向く。
関連: Power Apps
トリガー
フローを開始するきっかけ(例:メール受信、時刻、ボタン押下)。1 つのフローに 1 つ。トリガーの後にアクションが続く。
関連: アクション
Power Fx
Excel の数式に似た、Power Platform のローコード用の宣言的な数式言語。主にキャンバスアプリのロジックを式で記述する。学びやすさと再利用性が利点。
Microsoft Power Pages(旧 Power Apps ポータル)
ローコードで外部公開向けの Web サイト/ポータルを作る Power Platform の製品。データは Dataverse に保存し、外部ユーザーは匿名/要サインインと権限でアクセス制御する。社内業務アプリの Power Apps と役割が対になる(外部公開=Power Pages)。
トピック(Copilot Studio)
ユーザーの意図ごとに会話の流れを定義する単位。トリガーフレーズで起動し、質問やメッセージ、条件分岐でやり取りを組み立てる。
前提: トリガー
関連: トリガーフレーズ、Microsoft Copilot Studio(旧 Power Virtual Agents)
承認(Power Automate)
承認依頼を担当者へ送り、承認/却下の結果に応じて後続処理を分岐させるクラウドフローの代表的ユースケース。Teams や Outlook から応答できる。
前提: クラウドフロー、Office アプリ(Word/Excel/PowerPoint/Outlook)、Microsoft Teams、Power Automate
データソース
アプリが読み書きするデータの接続先。Dataverse・SharePoint・Excel・SQL・各種 SaaS などにコネクタ経由でつなぐ。
前提: Office アプリ(Word/Excel/PowerPoint/Outlook)、コネクタ(Power Platform)
ビュー
テーブルのレコード一覧の定義。表示する列・並び順・フィルター条件を決める。モデル駆動型アプリの一覧画面で使う。
前提: モデル駆動型アプリ
Microsoft Power BI
データをレポート(複数ページの対話分析)やダッシュボード(1画面の要約)で可視化・共有する BI ツール。
AI Builder
ローコードでアプリやフローに AI(フォーム/請求書読み取り・予測・分類・オブジェクト検出など)を追加する Power Platform の機能。
市民開発者
専門の開発者ではないが、業務知識を活かしてローコード/ノーコードでアプリやフローを作る現場の担当者。Power Platform が想定する主要ユーザー像。
生成 AI
学習データをもとに文章・画像・コードなど新しいコンテンツを生成するAI。分類/回帰とは別用途。
ノーコード
コードを一切書かず、画面操作と設定だけでアプリ/自動化を作る手法。ローコードより制約は強いが、非開発者でも扱いやすい。
前提: ローコード
ワークスペース(Power BI)
Power BI サービス上で、レポート・ダッシュボード・データセットをチームで共同管理・配布する場所。アクセス権を割り当てて共有する。
通知(Notifications コネクタ)
Power Automate モバイルアプリへプッシュ通知を送るコネクタ。フローの結果をユーザーへ知らせるのに使う。かつて備えていたメール通知アクションは現在提供終了(retired)で、メール送信は Office 365 Outlook 等の別コネクタを使う。
前提: Office アプリ(Word/Excel/PowerPoint/Outlook)、アクション、Power Automate、Power Automate Mobile
デスクトップフロー
RPA で画面操作(クリックや入力)を記録・再生し、API のない古いアプリも自動化する Power Automate のフロー。Power Automate for Desktop で作る。
フュージョンチーム(プロ開発者との協働)
市民開発者とプロの開発者が協働し、ローコードと本格コード(Azure・カスタムコネクタ・PCF コンポーネント等)を組み合わせて作るチーム体制。
Microsoft Forms
アンケートやクイズを作って回答を集めるツール。回答をトリガーに Power Automate を起動し、Dataverse 保存や通知に連携できる。
前提: Microsoft Dataverse、Collect・ClearCollect 関数(コレクション)、Notify 関数(Power Fx)、トリガー
ギャラリー
データソースの複数レコードを一覧表示するキャンバスアプリのコントロール。テンプレートに沿って各行(アイテム)を繰り返し描画する。
ダッシュボード(Power BI)
複数のレポートから重要指標(KPI)を 1 画面に集約した要約ビュー。Power BI サービス上で作成・共有する(レポートは複数ページ、ダッシュボードは 1 画面)。
前提: レポート(Power BI)
Power Apps Studio
キャンバスアプリを作成・編集するブラウザベースの開発環境。画面・コントロール・データソース・Power Fx 式を配置して作り込む。
エージェント(Copilot)
特定の業務やナレッジに特化して半自律的に作業するカスタマイズ可能な AI。組み込みの Researcher(横断的な深いリサーチ)・Analyst(データ分析・可視化)や、組織固有に作るカスタム エージェントがある。
前提: Analyst(組み込みエージェント)、カスタム エージェント、Researcher(組み込みエージェント)、データの視覚化(ビジュアル)
データ アクセス ガバナンス(DAG)レポート
SharePoint で広く共有されたサイトや機微ラベルの付いたサイトを洗い出し、過剰共有のリスクを把握するレポート。是正アクションの起点になる。
SharePoint の過剰共有対策
Copilot は既存権限を継承するため、広すぎる共有(過剰共有)があると機微データが Copilot を通じて露出しうる。データ アクセス ガバナンス レポートで広く共有された/機微ラベルのサイトを特定し、SharePoint Advanced Management の制限付きサイト アクセスで是正する。
Microsoft Entra ID
クラウドのID/アクセス管理サービス(旧Azure AD)。MFA・SSO・条件付きアクセスを提供。オンプレのAD DSとは別物。
Salesforce コネクタ
Salesforce CRM のデータに接続するコネクタ。外部 SaaS と連携する代表例。プレミアムコネクタ。
トリガーフレーズ
トピックを起動させるユーザー発話の例。複数登録しておくと、似た言い回しでも適切なトピックにマッチする。
前提: トリガー
カスタムコネクタ
標準では用意のない独自/社内の REST API を、自分で定義して Power Apps・Power Automate から呼べるようにするコネクタ。
リレーションシップ(Dataverse)
テーブル間の関連付け。1 対多(親 1 件に子が複数)と多対多(双方が複数)があり、関連データの参照や絞り込みに使う。
Microsoft Dynamics 365
営業・カスタマーサービス・財務などの業務アプリ群。Dataverse を共通基盤とするため、Power Platform とデータ・拡張を直接共有できる。
スケジュールクラウドフロー
定刻・定期(毎朝、毎週など)で自動実行するクラウドフロー。定例レポートや定期チェックに使う。
フローの種類(自動/インスタント/スケジュール)
クラウドフローの起点による分類。自動=イベント起点(メール受信など)、インスタント=手動(ボタン)起点、スケジュール=定時起点。
Notify 関数(Power Fx)
画面上部に通知メッセージ(成功/エラー/情報)を表示する関数。保存完了や入力エラーの通知に使う。
前提: Power Fx
Microsoft Copilot
Microsoft 365・Windows・GitHub などに組み込まれた、すぐ使える生成AIアシスタント。
前提: 生成 AI、Microsoft 365
コンテナー
キャンバスアプリで複数のコントロールをまとめ、画面サイズに応じて自動配置する入れ物。レスポンシブなレイアウト作りに使う。
データセット
レポートが参照する、取り込み・整形済みのデータとモデル(テーブル・リレーション・メジャー)。1 つを複数レポートで共有できる。Power BI では 2023 年 11 月に「セマンティックモデル(semantic model)」へ名称変更された。
関連: レポート(Power BI)
Power Apps コンポーネント フレームワーク(PCF)
プロ開発者がコードで独自のコントロール(コードコンポーネント)を作り、キャンバス/モデル駆動型アプリに追加できる仕組み。フュージョン開発の代表例。
前提: フュージョンチーム(プロ開発者との協働)、モデル駆動型アプリ、コントロール(Power Apps)、Power Apps
Power Platform 管理センター
環境・容量・DLP ポリシー・分析・設定を一元管理する管理者向けポータル。各製品(Power Apps/Automate)の管理もここから行う。
前提: Power Apps、Microsoft Power Platform、容量(capacity)、DLP ポリシー(Power Platform)
コンポーネント(Power Pages)
ページに配置する部品。テキスト・画像・フォーム・リスト(Dataverse データの一覧)・iFrame などがあり、ドラッグ&ドロップで構成する。
前提: Microsoft Dataverse、フォーム、ビュー、Microsoft Power Pages(旧 Power Apps ポータル)
テーブルのアクセス許可(Power Pages)
外部サイトの訪問者が Dataverse のどのテーブルの行を読み書きできるかを、Web ロールと組み合わせて制御する仕組み。公開=全公開ではない。
前提: Microsoft Dataverse、コントロール(Power Apps)、Microsoft Power Pages(旧 Power Apps ポータル)
関連: Web ロール
Analyst(組み込みエージェント)
Microsoft 365 Copilot の組み込みエージェントの一つ。生データを分析・可視化し、コードインタープリターを使って表計算やレポート作成を支援する。
Copilot のライセンスと課金
Copilot には固定の月額ライセンスと、使った分だけの従量課金(pay-as-you-go, PAYG・SharePoint のエージェント等に適用)がある。PAYG は課金ポリシーでコストを管理する。ライセンスは Microsoft 365 管理センターでユーザー/グループに割り当てる。
AI Builder のモデル種別
AI Builder で使える AI の種類。フォーム処理(書類からの抽出)・オブジェクト検出・予測・カテゴリ分類・テキスト認識などを、ローコードで学習・利用できる。
前提: AI Builder、ローコード、フォーム
エージェント(Copilot Studio)
Copilot Studio で作る対話アシスタント(旧称ボット/チャットボット)。トピックとナレッジ、Power Automate 連携で質問対応や実処理を行う。
前提: Microsoft Copilot Studio(旧 Power Virtual Agents)、トピック(Copilot Studio)、Power Automate
添付(コントロール)
ファイルを添付・表示するコントロール。フォームに置いてレコードへドキュメントや画像を添付できる。
カメラ(コントロール)
端末のカメラで写真を撮影するコントロール。点検アプリなどで撮影画像を Dataverse や SharePoint に保存するのに使う。
データテーブル(コントロール)
レコードを表形式(行と列)で表示する読み取り用コントロール。一覧表示に使い、ギャラリーよりも表的な見せ方に向く。
ドロップダウン
候補リストから 1 つを選ばせるコントロール。選択肢列やテーブルの値を割り当てて、入力のばらつきを防ぐ。
前提: 選択肢列(choice)
Dataflows(データフロー)
Power Query を使って外部ソースからデータを取得・整形し、Dataverse 等へ継続的に取り込む仕組み。繰り返しのデータ準備を自動化する。
Dataverse for Teams
Microsoft Teams 内で使える簡易版の Dataverse。追加ライセンスなしでチーム向けにアプリ/フロー/ボットを作れる(容量や機能は制限あり)。
Dataverse 検索
複数テーブルを横断して関連度順に結果を返す全文検索。モデル駆動型アプリや Power Pages で素早く目的のレコードを見つけられる。
前提: Microsoft Dataverse、モデル駆動型アプリ、Microsoft Power Pages(旧 Power Apps ポータル)
ビジネスルール
Dataverse 上でコードなしに、必須化・既定値・値の検証・フィールドの表示/非表示などのロジックを適用する仕組み。フォームに依存せずテーブルレベルで効く。
列(Dataverse)
テーブルの各フィールド。テキスト・数値・日付・選択肢・参照などの型を持ち、入力ルールや必須を設定できる。旧称フィールド。
データのインポート/エクスポート(Dataverse)
Excel/CSV などからテーブルへ取り込み、またはテーブルから書き出す操作。列のマッピングや重複検出を伴う。Dataflows で継続的な取り込みもできる。
前提: Dataflows(データフロー)、Microsoft Dataverse、Office アプリ(Word/Excel/PowerPoint/Outlook)
テーブル(Dataverse)
Dataverse でデータを格納する単位(行の集合)。標準テーブル(取引先企業など既定)とカスタムテーブル(独自定義)がある。旧称エンティティ。
自動クラウドフロー
イベント(メール受信、項目作成など)を起点に自動で動くクラウドフロー。最も一般的な自動化の形。
前提: クラウドフロー
インスタントクラウドフロー
ボタン押下など手動で起動するクラウドフロー。アプリやモバイルのボタンから任意のタイミングで実行する。
前提: クラウドフロー
LookUp 関数(Power Fx)
条件に一致する最初の 1 件のレコード(または列の値)を返す関数。単一レコードの取得に使う。
前提: Power Fx
Patch 関数(Power Fx)
レコードを作成または更新する関数。フォームを使わずにデータソースへ書き込みたいときに使う。
画面(スクリーン)
キャンバスアプリの 1 ページ分の表示単位。コントロールを配置し、画面間を移動(ナビゲーション)してアプリを構成する。
Power Automate for Desktop
デスクトップフロー(RPA)を作成・実行する Windows 用アプリ。録画やアクションの組み立てで画面操作を自動化する。
前提: アクション、Power Automate
関連: デスクトップフロー
Power Automate Mobile
スマホからフローの実行・承認応答・通知確認ができるモバイルアプリ。ボタンフローの起動にも使う。
容量(capacity)
Dataverse のデータベース/ファイル/ログ容量や API 要求数など、ライセンスに紐づく利用可能なリソース量。管理センターで監視・配分する。
デザインスタジオ(Power Pages)
Power Pages のサイト構築エディタ。ページ・スタイル・データ・セットアップのワークスペースで、ローコードにサイトを組み立てる。
前提: ローコード、ワークスペース(Power BI)、Microsoft Power Pages(旧 Power Apps ポータル)
DLP ポリシー(Power Platform)
コネクタを業務データ/非業務データ/ブロックに分類し、機微なデータが許可されない経路で混在・流出しないよう統制する仕組み。環境や全社に適用する。
環境(Power Platform)
アプリ・フロー・Dataverse データを入れる分離されたコンテナ。部門別や Dev/Test/本番の分離に使い、各環境は固有のセキュリティ境界を持つ。
セキュリティロール(Dataverse)
Dataverse でテーブル/列/行(レコード)ごとの作成・読取・更新・削除権限をまとめた役割。ユーザーやチームに割り当てて最小権限を実現する。
ロールアップ列(Dataverse)
関連する子行を集計(合計・件数・最小/最大等)して値を自動算出する Dataverse の列。非同期ジョブで定期的に再計算され、即時反映ではない点に注意。計算列(同一行の式で即時評価)とは評価タイミングと参照範囲が異なる。
RPA(ロボティック プロセス オートメーション)
人が画面で行う操作(クリック・入力・コピー)をソフトのロボットが模倣して自動化する技術。Power Automate ではデスクトップフローが該当。API のない業務に有効。
Copilot 管理(利用監視・プロンプト)
Copilot Analytics や Microsoft 365 管理センターのレポートで利用状況・採用状況を監視し、活用促進やライセンス最適化につなげる。プロンプトの管理では、よく使うプロンプトを保存・共有・スケジュール・削除して組織で再利用・標準化する。
カスタム エージェント
組織固有の業務やナレッジに合わせて作るエージェント。Copilot Studio などで作成し、承認プロセスを経て公開・管理する。
Copilot の従量課金(PAYG)
月額固定ライセンスとは別に、使った分だけ課金する Copilot のモデル。SharePoint のエージェント等に適用され、課金ポリシーでコストを管理する。
前提: SharePoint
Researcher(組み込みエージェント)
Microsoft 365 Copilot の組み込みエージェントの一つ。社内データと Web を横断して深いリサーチを行い、複雑な調査タスクを段階的にまとめる。
前提: Microsoft 365
AI ガバナンス
生成 AI を組織として統制する枠組み。モデルカード(用途・制約の文書化)、データ/モデルのリネージ(来歴追跡)、CloudTrail による監査証跡、承認フローとアクセス制御を組み合わせ、説明責任・コンプライアンス・再現性を担保する。
ロールベースのアクセス制御(RBAC)
誰に・どの役割を・どのスコープで割り当てて権限を与える認可の仕組み。最小権限が原則、割り当ては下位へ継承。
参照列(Lookup)
別テーブルのレコードを参照する列。1 対多のリレーションシップを作り、関連データ(例:注文→取引先)をつなぐ。
ナレッジと生成型回答
社内文書や Web サイトを知識源として与え、トピックを細かく作らなくても生成 AI が自然な回答を返す仕組み(生成型回答)。
コンボボックス
検索しながら選べ、複数選択にも対応するコントロール。候補が多いときや複数選択が要るときにドロップダウンの代わりに使う。
日付選択(Date picker)
カレンダーから日付を選ばせるコントロール。日付列の入力に使い、表記ゆれや無効な日付を防ぐ。
アイコン(コントロール)
矢印・ゴミ箱・編集などの記号アイコンを表示し、押して操作を実行できるコントロール。小さな操作ボタンとして使う。
画像(コントロール)
画像を表示するコントロール。固定画像のほか、カメラで撮影した写真やデータソースの画像を表示できる。
ビジネスプロセスフロー
モデル駆動型アプリで、ユーザーをステージごとの入力手順に沿って案内する仕組み。営業案件の段階管理などに使う(フロー自動化の Power Automate とは別物)。
Filter 関数(Power Fx)
条件に一致するレコードだけを抽出する関数。ギャラリーや一覧の絞り込みに使う。委任に対応する書き方が重要。
フォーム操作関数(SubmitForm・NewForm・EditForm)
フォームコントロールを操作する関数。SubmitForm で入力を保存、NewForm で新規作成、EditForm で編集モードに切り替える。
マネージドサービス(管理の境界)
AWS が運用の一部を肩代わりするサービス区分。フルマネージド(パッチ/スケール/可用性まで AWS)ほど運用負荷が下がる一方、制御は減る。アンマネージド(EC2 等)は柔軟だが自己管理。責任共有モデルの「どこまでが自分の責任か」を決める軸。
Copilot コントロール
アプリ内にチャット型の AI アシスタントを埋め込み、ユーザーがアプリのデータに自然言語で質問・操作できるキャンバスアプリのコントロール。
式(エクスプレッション)
フロー内でデータを加工・計算する関数式(日付整形・文字列結合・条件など)。動的コンテンツと組み合わせてアクションの入力を作る。
レスポンシブデザイン
画面サイズ(PC/タブレット/スマホ)に応じてレイアウトを自動調整する設計。キャンバスアプリではコンテナーや数式で実現する。
クラウドフローテンプレート
よくある自動化(メール添付の保存、通知、承認など)をあらかじめ組んだひな形。ゼロから作らず素早くフローを開始できる。
データの視覚化(ビジュアル)
棒・折れ線・円・地図・表・KPI などのグラフ部品でデータを見せること。レポートに配置して傾向や比較を一目で伝える。
関連: レポート(Power BI)
機密データ保護(PII / マスキング)
PII(個人を特定できる情報)や PHI などの機密データを守る運用。Macie で検出・分類し、暗号化・アクセス制御・最小化で保護。マスキング/トークン化で値を秘匿し、データ分類に応じて扱いを変える。ログへの機密混入も防ぐ。
Power Apps Mobile
iOS/Android で作成済みのキャンバス/モデル駆動型アプリを実行するモバイルアプリ。カメラや位置情報など端末機能も使える。
前提: モデル駆動型アプリ、Power Apps
Power Query
各種ソースからデータを取得し、クレンジング・整形(列の削除・型変換・結合など)する Power BI のデータ準備エンジン。手順は再実行できる。
アクセシビリティ
障碍のある利用者も使えるよう配慮した設計(コントラスト・代替テキスト・キーボード操作・スクリーンリーダー対応)。Power Apps にはアクセシビリティチェッカーがある。
前提: 画面(スクリーン)、Power Apps
ソリューション(Power Platform)
アプリ・フロー・テーブルなどの成果物をまとめて梱包し、環境間(開発→テスト→本番)へ移送する単位。マネージド/アンマネージドがあり ALM の基盤。
Web ロール
Power Pages の訪問者(匿名/認証済み)に割り当てる役割。テーブルのアクセス許可と結び付けて、誰が何を見られる/送れるかを決める。
Process advisor(プロセス アドバイザー)
自分の操作を記録(タスクマイニング)して所要時間や手順を分析し、自動化すべき作業を見つける Power Automate の機能。プロセスマイニングと対をなす。
プロセスマイニング(Process Mining)
実際の業務システムのイベントログを取り込み、業務プロセスの実態を可視化・分析して、ボトルネックや自動化の機会を見つける Power Automate の機能。
前提: Power Automate
アプリ登録とエンタープライズ アプリ
アプリ登録は、アプリを Entra ID に登録する設計図(テンプレート)。エンタープライズ アプリケーションは、その登録を各テナントで実体化したサービスプリンシパルで、サインインやアクセス許可を表す。
データ分類(機微情報の種類・学習可能な分類子)
データ分類は、機微情報の種類(クレジットカード・マイナンバー等のパターン)や学習可能な分類子で内容を識別する仕組み。秘密度ラベルや DLP の適用判断に使う。
Identity Secure Score
Microsoft Entra ID の ID 態勢を数値で示す指標。現在のスコアと推奨改善策を提示し、MFA 強制や条件付きアクセス導入などで安全性を高める指針になる。
ライセンスの割り当て(直接/グループベース)
Microsoft 365 や Copilot の機能はライセンスの種類で決まり、ユーザーへ直接、またはグループベースのライセンスでまとめて割り当てる。Copilot は既存の M365 ライセンスに加えて別途ライセンスが必要。
前提: Microsoft 365
計算列(DAX)
行ごとに事前計算してモデルに保存する列。メジャーと違い保存されるためモデルが肥大化しやすい。原則はソース側/メジャーで代替を検討。
Power Platform CoE スターターキット
全社の Power Platform 利用を可視化・統制するための、Microsoft 提供のテンプレート集(CoE=センター オブ エクセレンス)。アプリ/フローの棚卸しやガバナンス自動化に使う。
日付と時刻列
日付や日時を格納する列。日付のみ/日付と時刻の形式やタイムゾーンの扱いを設定できる。
Azure Blob Storage コネクタ
Azure のオブジェクトストレージ(Blob)にファイルを読み書きするコネクタ。大きなファイルの保存先として使う。プレミアム。
HTTP コネクタ
任意の Web API を直接呼び出す汎用コネクタ。専用コネクタがないサービスと REST で連携できる。プレミアム。
Office 365 Users コネクタ
組織のユーザープロフィール(上司・部署・連絡先)を取得するコネクタ。承認者の決定やプロフィール表示に使う。
OneDrive for Business コネクタ
個人のクラウドファイル(OneDrive for Business)にファイルを保存・取得するコネクタ。フローでの添付保存などに使う。
SQL Server コネクタ
既存の SQL Server(オンプレ/Azure)のテーブルに接続し、読み書きするコネクタ。オンプレ接続にはデータゲートウェイが要る場合がある。プレミアム。
接続参照(Connection reference)
フローが使うコネクタ接続を、ソリューションで移送可能にする抽象化。環境ごとに実際の接続を割り当て直せる。
チャネル(公開先)
作ったエージェントを公開する場所。Microsoft Teams、自社 Web サイト、その他のメッセージング先などに展開できる。
前提: Microsoft Teams
エンティティ(Copilot Studio)
会話から取り出したい情報の型(日付・数値・都市・メールなど)。発話から値を抽出してフローや回答に渡す。
バーコードスキャナー
端末のカメラでバーコードや QR コードを読み取るコントロール。在庫・資産管理などで識別子を素早く入力できる。
ラベル(コントロール)
テキストや数値を表示するための基本コントロール。データの値や説明文の表示に使う(入力はできない)。
テキスト入力
ユーザーが文字や数値を打ち込むコントロール。書式(テキスト/数値/パスワード)や既定値、複数行などを設定できる。
トグル(切り替え)
オン/オフを切り替えるスイッチ型のコントロール。真偽値(はい/いいえ)の入力に使う。チェックボックスと似た用途。
選択肢列(choice)
決められた候補から選ばせる列の型(旧称オプションセット)。表記ゆれを防ぎ、データの一貫性を保つ。単一選択と複数選択がある。
行(レコード)
テーブルの 1 件分のデータ。各列に値を持つ。旧称レコード。
Microsoft Entra ID Protection
漏洩資格情報やあり得ない移動などからユーザーリスク/サインインリスクを算出し、条件付きアクセスと連携する。
運用環境(Production)
本番の業務アプリ/フローを置くための環境。Dataverse を持ち、目的やチームごとに分けて作るのが基本。
環境変数(Power Platform)
環境ごとに値を切り替えられる設定値。ソリューションに含めて移送し、開発→本番で接続先や URL などを書き換えずに変えられる。
Collect・ClearCollect 関数(コレクション)
アプリ内の一時的な表データ(コレクション)にレコードを追加/初期化する関数。一時データの保持やオフライン処理に使う。
Concatenate(文字列結合)
複数の文字列を 1 つにつなげる関数(&演算子でも可)。氏名の連結や表示用テキストの組み立てに使う。
If 関数(Power Fx)
条件が真かどうかで返す値を切り替える関数。表示/非表示、色分け、入力チェックなどの条件分岐に使う。
前提: Power Fx
IsBlank 関数(Power Fx)
値が空かどうかを判定する関数。必須入力のチェックや既定値の制御に使う(空文字とは区別される)。
前提: Power Fx
Search 関数(Power Fx)
入力した文字を含むレコードを部分一致で抽出する関数。検索ボックスでの絞り込みに使う。
前提: Power Fx
Sort・SortByColumns 関数
レコードを指定の列で昇順/降順に並べ替える関数。一覧の表示順を制御する。
Microsoft Azure(Power Platform 連携)
Microsoft のクラウド基盤。Power Platform はより高度な開発や AI・データ連携(Azure Functions、API Management、Azure OpenAI など)で Azure とつながる。
デリゲーション(委任)
絞り込みや並べ替えの処理を、アプリ側ではなくデータソース側で実行させる仕組み。大量データでも正しく速く扱える。非対応の関数を使うと一部しか処理されない点が注意点。
前提: データソース
ALM(アプリケーションライフサイクル管理)
開発→テスト→本番へとアプリを管理して移送する一連の運用。Power Platform ではソリューションと環境、パイプラインを使って実現する。
ページ(Power Pages)
Power Pages サイトを構成する 1 枚の Web ページ。セクションやコンポーネントを置いて内容を作り、ナビゲーションでつなぐ。
セキュリティグループ(環境)
Microsoft Entra ID のグループを使って、その環境を利用できるユーザーを制限する仕組み。環境ごとにメンバーシップで囲い込む。
Power Pages テンプレート
よくある用途(イベント申込、問い合わせ、FAQ など)をあらかじめ用意したサイトのひな形。ゼロから作らず素早く公開できる。
テーマ(Power Pages)
サイト全体の配色・フォント・スタイルをまとめて定義する設定。ブランドに合わせて外観を一括変更できる。

