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Microsoft Power BI Data Analyst のナレッジマップ

Microsoft Power BI Data Analyst の主要概念 65 件と、そのつながり。上のマップでノードをクリックすると関連用語や前提をたどれます。下は全概念の索引で、定義と「前提・関連する概念」への内部リンクを掲載しています。

概念一覧(65)

  • Microsoft Power BI

    データをレポート(複数ページの対話分析)やダッシュボード(1画面の要約)で可視化・共有する BI ツール。

    関連: ダッシュボード(Power BI)

  • レポート(Power BI)

    1 つのデータセットに基づく複数ページの対話的な分析。ビジュアルを配置し、フィルターやドリルダウンで深掘りできる。Power BI Desktop で作成する。

    前提: ドリルダウン

    関連: データセット

  • データの視覚化(ビジュアル)

    棒・折れ線・円・地図・表・KPI などのグラフ部品でデータを見せること。レポートに配置して傾向や比較を一目で伝える。

  • メジャー

    集計を行う DAX 式。評価時に計算され(遅延評価)モデルに値を保存しない。フィルターコンテキストに応じて結果が変わる。

    前提: フィルターコンテキストと行コンテキスト

    関連: DAX(Data Analysis Expressions)

  • Power Query

    各種ソースからデータを取得し、クレンジング・整形(列の削除・型変換・結合など)する Power BI のデータ準備エンジン。手順は再実行できる。

  • ワークスペース(Power BI)

    Power BI サービス上で、レポート・ダッシュボード・データセットをチームで共同管理・配布する場所。アクセス権を割り当てて共有する。

    前提: ダッシュボード(Power BI)データセットレポート(Power BI)Microsoft Power BI

  • データセット

    レポートが参照する、取り込み・整形済みのデータとモデル(テーブル・リレーション・メジャー)。1 つを複数レポートで共有できる。Power BI では 2023 年 11 月に「セマンティックモデル(semantic model)」へ名称変更された。

    前提: メジャーMicrosoft Power BI

    関連: レポート(Power BI)セマンティックモデル

  • セマンティックモデル

    Power BI の「意味の層」(旧データセット)。テーブル・リレーションシップ・メジャー・階層・書式をまとめ、レポートが参照する。

    関連: データセット

  • ファクトテーブル

    売上や数量などの数値(メジャー)と、各ディメンションへの外部キーを持つ中心テーブル。1 行が表す単位=粒度をまず決める。

    前提: メジャー

  • データ可視化とレポートの種類

    目的に応じてビジュアル(棒・折れ線・円・マトリックス・マップ・KPI)を選ぶ。対話的なレポートと、印刷向けに整形したページネーションレポートがある。

    前提: レポート(Power BI)データの視覚化(ビジュアル)

  • 計算列(DAX)

    行ごとに事前計算してモデルに保存する列。メジャーと違い保存されるためモデルが肥大化しやすい。原則はソース側/メジャーで代替を検討。

    前提: メジャー

  • フィルターコンテキストと行コンテキスト

    DAX 評価の 2 つの文脈。行コンテキスト=現在の行、フィルターコンテキスト=適用中の絞り込み。CALCULATE はフィルターコンテキストを操作する。

    関連: CALCULATE 関数

  • DAX(Data Analysis Expressions)

    セマンティックモデルでメジャーや計算列を書く式言語。行コンテキストとフィルターコンテキストで評価される。

    前提: 計算列(DAX)フィルターコンテキストと行コンテキストセマンティックモデル

    関連: メジャー

  • ダッシュボード(Power BI)

    複数のレポートから重要指標(KPI)を 1 画面に集約した要約ビュー。Power BI サービス上で作成・共有する(レポートは複数ページ、ダッシュボードは 1 画面)。

    前提: レポート(Power BI)

    関連: Microsoft Power BI

  • 分解ツリー(decomposition tree)

    メジャーを次元で段階的に掘り下げて要因を分解する AI ビジュアル。AI が「次に分割すべき次元」も提案する。

    前提: メジャーデータの視覚化(ビジュアル)

  • ドリルダウン

    同じビジュアルの中で階層(年→四半期→月など)を1段ずつ下りて詳細化する操作。別ページへ移動するドリルスルーとは別。

    前提: データの視覚化(ビジュアル)

    関連: ドリルスルー

  • ドリルスルー

    選択した値(例: 製品)を持って別のレポートページへ移動し詳細を見せる機能。戻るボタンで復帰。同ビジュアルで階層を下るドリルダウンとは別。

    前提: レポート(Power BI)データの視覚化(ビジュアル)

    関連: ドリルダウン

  • ビン化(Power BI)

    数値や日付のフィールドを一定幅または任意の境界で手動の区間(ビン)に区切る Power BI/Power Query の分析機能。年齢層や価格帯のような集計用カテゴリを作るのに使い、区切り方はユーザーが明示的に指定する。似たデータ点を自動でグループ化するクラスタリングとは対照的に、境界を人が決める点が特徴。

    前提: クラスタリングMicrosoft Power BIPower Query

  • ワークスペースロール(Fabric)

    ワークスペースの権限階層 Admin > Member > Contributor > Viewer。最小権限の原則で割り当て、データ単位の権限と組み合わせる。

    前提: ワークスペース(Power BI)

  • 追加(Power Query)

    Power Query で、列構成が同じ複数のテーブルを縦方向に積み重ねて 1 つのテーブルにする操作(SQL の UNION 相当)。列名や順序が完全に一致していなくても列名でマッチングして結合されるが、型の不一致はエラーになりうる。月次データの結合などに使う。

    前提: Power Query

    関連: マージ(Power Query)

  • ディメンションテーブル

    日付・製品・顧客など分析の切り口(属性)を持つテーブル。ファクトと 1 対多で結び、フィルターやグループ化の軸になる。

    前提: ファクトテーブル

  • DirectQuery モード

    元のデータソースへ都度クエリを投げる方式。常に最新だが、ソース性能に依存し概してインポートより遅い。

  • 代替テキスト(alt text)

    スクリーンリーダー向けにビジュアルの内容を説明するテキスト。アクセシブルなレポート設計の基本で、タブ順序やコントラストと併せて用いる。

    前提: レポート(Power BI)データの視覚化(ビジュアル)

  • 異常検出(anomaly detection・Power BI)

    時系列の外れ値を自動検出し説明候補を示す分析機能。予測(将来推定)とは目的が異なる。

    前提: Microsoft Power BI

    関連: 予測(forecasting・Power BI)

  • 自動ページ更新(automatic page refresh)

    リアルタイム監視向けに、指定間隔やイベントでレポートページを自動更新する機能。DirectQuery など対応ストレージモードが前提。

    前提: DirectQuery モードレポート(Power BI)

  • ビルド権限(Build)

    他の作成者が公開済みセマンティックモデルを使って新しいレポートを作るために必要な権限。ビューアーでは再利用できない。

    前提: レポート(Power BI)セマンティックモデル

  • 条件付き書式(Power BI)

    値に応じて背景色/フォント色/データバー/アイコンを変えて注目点を強調する書式。テーマ(配色の一括適用)とは別物。

    前提: Microsoft Power BI

    関連: テーマ(Power BI)

  • カスタムツールチップ(レポートページツールチップ)

    別途作成したレポートページをツールチップとして表示し、ビジュアルにホバーした際に詳細を見せる機能。

    前提: レポート(Power BI)データの視覚化(ビジュアル)

  • DirectLake モード

    Microsoft Fabric のレイクハウス/OneLake 上の Parquet を直接読み込む Power BI のストレージモード。Import 並みの性能を更新なしで大規模データに対して得られる。Import(取り込み)・DirectQuery(ソース問い合わせ)と区別する。

    前提: DirectQuery モードMicrosoft Power BI

  • 予測(forecasting・Power BI)

    時系列データから将来値を推定する分析機能。参照線(基準線)とは別で、時系列が前提。異常検出と併せて使うことが多い。

    前提: Microsoft Power BI

    関連: 異常検出(anomaly detection・Power BI)

  • オンプレミスデータゲートウェイ

    クラウドの Power BI からオンプレミス(や VNet)のデータソースを更新するために必要なブリッジ。クラウド SaaS ソースでは不要なことが多い。

    前提: Microsoft Power BI

  • キーインフルエンサー(key influencers)

    ある結果(例: 解約)に最も影響する要因を自動分析して示す AI ビジュアル。次元で掘り下げて分解する分解ツリーとは目的が異なる。

    前提: データの視覚化(ビジュアル)分解ツリー(decomposition tree)

  • ページネーションされたレポート

    固定レイアウトで印刷/PDF 向けの帳票型レポート。明細の多い表を複数ページにきれいに分割でき、Power BI Report Builder で作成する。対話的な Power BI レポートとは目的が異なる。

    前提: データ可視化とレポートの種類レポート(Power BI)Microsoft Power BI

  • ビジュアルのパーソナライズ(Personalize visuals)

    閲覧者が自分用にビジュアルの種類/フィールドを変更できる機能(元のレポートは変えない)。リアルタイム更新の自動ページ更新とは別。

    前提: データ可視化とレポートの種類レポート(Power BI)データの視覚化(ビジュアル)自動ページ更新(automatic page refresh)

  • テーマ(Power BI)

    配色やフォントをレポート全体に一括適用する書式設定。値に応じて強調する条件付き書式とは別物。

    前提: レポート(Power BI)Microsoft Power BI

    関連: 条件付き書式(Power BI)

  • スタースキーマ

    中央のファクトテーブルの周りに、分析の切り口となるディメンションテーブルを放射状に配置した非正規化の設計。結合が少なく BI で高速。

    前提: ディメンションテーブルファクトテーブル

  • タイムインテリジェンス

    前年比・年初来累計・移動平均など、日付ディメンションを前提にした時系列の DAX 計算(TOTALYTD・SAMEPERIODLASTYEAR 等)。

    関連: 日付ディメンション

  • CALCULATE 関数

    フィルターコンテキストを変更して集計し直す DAX の中核関数。FILTER/ALL/USERELATIONSHIP などと組み合わせて条件付き集計を作る。

    関連: フィルターコンテキストと行コンテキストUSERELATIONSHIP(DAX)

  • 計算テーブル

    DAX 式で生成するテーブル。日付テーブルやパラメーター表など、ソースにない補助テーブルを作るのに使う。

    前提: DAX(Data Analysis Expressions)

  • クラスタリング

    教師なし学習で、似たもの同士をグループ化する(例:顧客のセグメント化)。

  • Power BI アプリ

    ワークスペースのコンテンツを整理されたパッケージとして多数の閲覧者へ配布する仕組み。少数への個別共有やワークスペースロール(開発)と使い分ける。

    前提: ワークスペース(Power BI)Microsoft Power BIワークスペースロール(Fabric)

  • ブックマーク(Power BI)

    現在の状態(フィルター/表示/並び)を保存し、ボタンと組み合わせて切替やプレゼン、選択ペインでの Show/Hide を作る機能。

    前提: Microsoft Power BI

  • クロスフィルター方向

    リレーションシップでフィルターが伝わる向き。既定は単一(ディメンション→ファクトの一方向)で安全、双方向は曖昧さ/循環のリスクがあり必要時のみ使う。

    前提: ファクトテーブル

  • ロールプレイングディメンション

    同じディメンション(例: 日付)を複数の役割(注文日/出荷日)で使う設計。非アクティブなリレーションシップを USERELATIONSHIP で計算時に切り替える。

    前提: USERELATIONSHIP(DAX)

  • スケジュール更新(Power BI)

    Import モデルを定期的に最新化する設定。オンプレ/VNet ソースにはオンプレミスデータゲートウェイが必要。

    前提: オンプレミスデータゲートウェイMicrosoft Power BI

  • 共有(Power BI)

    特定の個別アイテムを少数の相手へ渡す配布手段。多数へ整理して配布するアプリや開発のワークスペースロールと使い分ける。

    前提: ワークスペース(Power BI)Microsoft Power BIワークスペースロール(Fabric)

  • ビジュアル計算(visual calculations)

    ビジュアルの表示結果(可視の行/列)に対して DAX で計算する機能。実行累計や構成比などをモデルにメジャーを増やさずビジュアル内で表現できる。

    前提: メジャーデータの視覚化(ビジュアル)

  • 共有セマンティックモデル

    1 つのモデルを複数のレポートから再利用する運用。定義を一元化し、指標の一貫性を保つ(再作成の重複を防ぐ)。

    前提: レポート(Power BI)セマンティックモデル

  • USERELATIONSHIP(DAX)

    モデル内の非アクティブなリレーションシップを、特定の計算内でのみ一時的に有効化する DAX 関数。CALCULATE の修飾子として使い、テーブル間に複数の関係(例:注文日と出荷日)がある場合にどちらを使うかを式単位で切り替える。

    関連: RELATED(DAX)CALCULATE 関数

  • 計算グループ

    同じロジック(前年比・累計など)を複数メジャーへ一括適用する仕組み。メジャーの重複を減らし保守を楽にする。Tabular Editor で作る。

    前提: メジャー

  • 複製クエリ(Power Query)

    既存クエリのステップをすべてコピーして独立した新しいクエリを作る Power Query の機能。複製後は元クエリと切り離され、片方を編集してももう片方には影響しない。参照クエリとは異なり、以後は別々に変化する完全な独立コピー。

    前提: Power Query参照クエリ(Power Query)

  • Performance Analyzer

    Power BI Desktop の機能で、各ビジュアルの DAX クエリ時間や表示時間を計測し、遅いビジュアルを特定する。性能改善の出発点。

    前提: データの視覚化(ビジュアル)Microsoft Power BI

  • データプロファイル(列の品質/分布/プロファイル)

    Power Query で列の品質(有効/エラー/空)・分布(個別/一意)・プロファイル(最小/最大/平均等の統計)を評価する機能。既定は先頭1000行で全体評価に切替可能。

    前提: データセットPower Query

  • 日付テーブル(Power BI)

    タイムインテリジェンスに必要な連続した日付のテーブル。「日付テーブルとしてマーク」して使う。

    前提: Microsoft Power BIタイムインテリジェンス

  • ナラティブビジュアル(Copilot)

    データの要点を自然言語の文章で自動説明するビジュアル。Copilot で生成でき、生成結果は必ず検証する。

    前提: データの視覚化(ビジュアル)

  • ピボット解除(unpivot)

    横持ちの列を縦持ちの属性/値のペアに変換する Power Query 操作。多くの分析は縦持ちが扱いやすい。ピボットは逆操作。

    前提: Power Query

  • マージ(Power Query)

    Power Query で、共通のキー列をもとに別テーブルの列を取り込む列方向の結合操作(SQL の JOIN 相当)。結合の種類(内部・左外部・右外部・完全外部・アンチ結合)を選べ、結果は入れ子になった新しい列として展開して使う。

    前提: Power Query

    関連: 追加(Power Query)

  • 参照クエリ(Power Query)

    既存クエリの出力結果を起点に新しいクエリを作る Power Query の機能。元クエリのステップは実体としてコピーされず、参照元が変わると参照クエリの結果も連動して変わる依存関係を持つ。共通の前処理を複数の下流クエリで再利用したいときに使う。

    前提: Power Query

  • セマンティックモデルの更新(監視)

    Power BI のセマンティックモデルにデータを取り込み直す処理。失敗や所要時間を監視し、Direct Lake では更新の挙動が異なる点に注意する。

    前提: Microsoft Power BIセマンティックモデル

  • 日付ディメンション

    連続した日付と暦の属性(年/四半期/月/曜日など)を持つ専用ディメンション。タイムインテリジェンス(前年比など)の前提になる。

    関連: タイムインテリジェンス

  • モデルの行レベルセキュリティ(ロール)

    セマンティックモデルにロールを定義し、DAX 述語で各ユーザーが見られる行を制限する。動的 RLS は USERPRINCIPALNAME 等で当人の行に絞る。

    前提: セマンティックモデル

  • カーディナリティ(リレーションシップ)

    リレーションシップの行対応の多重度。通常は一対多(ディメンションの1行がファクトの多数行に対応)で、多対多はブリッジや慎重な設計が必要。データモデル設計の基本。

    前提: ファクトテーブル

  • クエリパラメーター(Power Query)

    サーバー名/パス/フィルター値などを1か所で変更できる値。開発↔本番の切替やテンプレート化に使う。

    前提: Power Query

  • 同期スライサー

    複数のレポートページでスライサーの選択を連動させる機能。あるページの選択を他ページへ引き継ぐ。

    前提: レポート(Power BI)