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Microsoft 365 Administrator のナレッジマップ

Microsoft 365 Administrator の主要概念 51 件と、そのつながり。上のマップでノードをクリックすると関連用語や前提をたどれます。下は全概念の索引で、定義と「前提・関連する概念」への内部リンクを掲載しています。

概念一覧(51)

  • Microsoft 365

    メール・文書・会議などをクラウドで提供する SaaS の生産性スイート。ユーザー単位のサブスクリプションで利用する。

  • Microsoft Entra ID

    クラウドのID/アクセス管理サービス(旧Azure AD)。MFA・SSO・条件付きアクセスを提供。オンプレのAD DSとは別物。

    前提: 条件付きアクセス

  • Microsoft Defender XDR

    端末/メール/ID/SaaSアプリの防御を統合し、領域横断でシグナルを相関して検知・対応する(Endpoint/Office 365/Identity/Cloud Apps)。

  • Microsoft Purview

    データガバナンスとコンプライアンスを統合した Microsoft の管理ソリューション群。情報保護・データライフサイクル・リスク管理・eDiscovery・監査に加え、データマップ/カタログによる横断的なデータガバナンスを含む(旧 Azure Purview を統合)。

    関連: Purview Information Protection

  • 連絡先(Microsoft 365 contact)

    サインインできない、メール送信のみを目的としたディレクトリ オブジェクト。組織の Exchange Online アドレス帳や配布リストに外部の相手先を表示させたいが、テナントへのアクセス権は与えたくない場合に使う(ゲストユーザーとの主な違い)。ライセンスも Entra ID のサインインも不要。

    前提: Microsoft Entra IDExchange OnlineMicrosoft 365

    関連: ロール グループ(role groups)外部ユーザー(B2B ゲスト)

  • SharePoint

    チーム/組織のサイトと文書共有の基盤。複数人で1か所の文書を共同編集する。Teams のチャネルのファイルもここに保存。

    関連: Microsoft Teams

  • 条件付きアクセス

    場所・デバイス・リスクなどの条件に応じてアクセスを許可・追加要求する(ゼロトラストの実装)。

  • Content explorer(コンテンツ エクスプローラー)

    Microsoft Purview のツールで、機密ラベルや機密情報の種類(SIT)が適用されたアイテムの実際の中身と保存場所(SharePoint・Exchange・OneDrive 等)を可視化する。何がどこにあるかのスナップショットであり、誰が何をしたかの操作履歴を追う Activity explorer とは目的が異なる。閲覧には追加の権限(コンテンツの表示)が必要。

    前提: Microsoft PurviewOneDrive秘密度ラベルSharePoint

  • Microsoft 365 Backup

    Exchange / SharePoint / OneDrive のデータを誤削除や破損から高速に復元できる保護。長期保持の Purview retention(コンプライアンス保持)とは目的が別。

    前提: Microsoft 365Microsoft PurviewOneDrive保持ポリシー

  • OneDrive

    個人のクラウドファイル保存と同期。自分のファイルを保管し必要に応じて共有する(SharePoint は組織共有)。

    前提: SharePoint

  • 外部ユーザー(B2B ゲスト)

    Microsoft Entra ID に、相手organizationの既存 ID のままゲストとして登録されるユーザーオブジェクト。招待を承諾するとテナント内にユーザーオブジェクトが作成され(UserType=Guest)、条件付きアクセスやライセンス割り当ての対象にできる。B2B コラボレーション機能によって作成される実体で、ロール グループのような権限委任の単位とは別物。

    前提: 条件付きアクセスMicrosoft Entra IDロール グループ(role groups)

    関連: 連絡先(Microsoft 365 contact)

  • Microsoft Teams

    チャット・会議・通話・チームワークを集約したコラボレーションのハブ。ファイルは裏で SharePoint/OneDrive に保存。

    前提: OneDrive

    関連: SharePoint

  • Microsoft Purview データ損失防止(DLP)

    機密情報が組織外へ漏えいするのを防ぐ機能。Exchange Online/SharePoint Online/OneDrive/Teams のワークロードに DLP ポリシーを適用し共有/送信をブロック・ポリシーヒントで警告する。分類の label・保持の retention とは別。

    前提: Exchange OnlineMicrosoft PurviewMicrosoft TeamsOneDrive

  • Microsoft 365 管理センター

    Microsoft 365 全体の中心的な管理ポータル。ユーザー・ライセンス・グループ・ドメイン名・組織設定を管理し、各ワークロード専用の管理センターへの入口にもなる。Copilot のライセンス割り当てや利用状況レポートもここから行う。

    前提: Microsoft 365

  • 認証(AuthN)

    「あなたは誰か」を確認する本人確認。認可より先に行う。

  • ハイブリッド ID(Entra Connect)

    オンプレの Active Directory を Entra ID と同期してハイブリッド ID を実現する。パスワードハッシュ同期・パススルー認証・フェデレーション(AD FS)から認証方式を選ぶ。

    前提: 認証方式(MFA・パスワードレス)認証(AuthN)Microsoft Entra ID

  • ロール グループ(role groups)

    Microsoft Defender や Microsoft Purview など、個々のワークロード管理センターで権限を委任する単位。ユーザーをロール グループへ追加すると、そのグループに割り当てられたロール(例:Security Reader、Compliance Administrator)の権限を得る。全社的な Entra ID ロールとは別に、ワークロードごとに細分化された最小権限を実現する。

    前提: Microsoft Entra IDMicrosoft Defender XDRMicrosoft Purview

    関連: 連絡先(Microsoft 365 contact)

  • Microsoft Defender for Office 365

    メール/コラボの脅威保護。脅威ポリシー(anti-phishing/spam/malware)・Safe Attachments・Safe Links・Threat Explorer・攻撃シミュレーションを提供する。デバイス EDR の Defender for Endpoint とは別。

    前提: Microsoft Defender XDR攻撃シミュレーション トレーニングSafe AttachmentsSafe Links

  • Microsoft 365 グループ

    複数サービス(Teams・SharePoint・Outlook・Planner 等)に共通のメンバーシップとリソースを提供する基盤。1 つのグループで横断的に共同作業できる。

    前提: Microsoft 365Microsoft TeamsSharePoint

  • 保持ポリシー

    データを必要な期間だけ保持し、不要になれば削除して情報の寿命を管理する仕組み。

  • 秘密度ラベル

    データを分類し、暗号化や利用制限などの保護を適用する仕組み。ラベルはファイルに付随し社外でも保護が効く。

  • データ ライフサイクル管理と保持ラベル

    Microsoft Purview データ ライフサイクル管理は、保持ラベルで情報を必要な期間だけ保持し不要になれば削除する。コンプライアンスとストレージ最適化を両立する。

    前提: Microsoft Purview保持ポリシー

  • Purview Information Protection

    Microsoft Purview Information Protection は、機微情報を発見・分類し、秘密度ラベルで保護(暗号化・アクセス制限・透かし)を適用する。Copilot の応答での露出を抑える基盤になる。

    前提: 秘密度ラベル

    関連: Microsoft Purview

  • 多要素認証(MFA)

    パスワードに加え第二の要素で本人確認を強化する仕組み。

    前提: 認証(AuthN)

  • テナント構成(ドメイン/組織設定)

    独自ドメインの追加(DNS TXT 検証)と Organization profile(組織名・連絡先・リリース設定)など、Microsoft 365 admin center で行うテナント全体の基本構成。

    前提: Microsoft 365 管理センター連絡先(Microsoft 365 contact)Microsoft 365

  • 認証方式(MFA・パスワードレス)

    本人確認の手段。多要素認証(MFA)やパスワードレス(FIDO2 セキュリティキー・Authenticator・Windows Hello 等)など、パスワード単独より強い方式を用いる。

    前提: 認証(AuthN)多要素認証(MFA)

  • データ分類(機微情報の種類・学習可能な分類子)

    データ分類は、機微情報の種類(クレジットカード・マイナンバー等のパターン)や学習可能な分類子で内容を識別する仕組み。秘密度ラベルや DLP の適用判断に使う。

    前提: 秘密度ラベル

  • ライセンスの割り当て(直接/グループベース)

    Microsoft 365 や Copilot の機能はライセンスの種類で決まり、ユーザーへ直接、またはグループベースのライセンスでまとめて割り当てる。Copilot は既存の M365 ライセンスに加えて別途ライセンスが必要。

    前提: Microsoft 365

  • セルフサービスパスワードリセット(SSPR)

    ユーザーが管理者を介さずにパスワードを再設定できる Entra の機能。複数の認証方法を必須化し、オンプレへのパスワードライトバックにも対応する。

    前提: 認証(AuthN)

    関連: パスワード書き戻し(password writeback)

  • Microsoft Entra ID Protection

    漏洩資格情報やあり得ない移動などからユーザーリスク/サインインリスクを算出し、条件付きアクセスと連携する。

    前提: 条件付きアクセスMicrosoft Entra ID

  • Exchange Online

    メールとカレンダーを提供するクラウドサービス(メールボックスのホスティング)。Outlook はこれを使うクライアント。

  • 攻撃シミュレーション トレーニング

    擬似的なフィッシング メールを送ってユーザーを訓練する教育機能。実際に届いた脅威を調査する Threat Explorer とは目的が別。

  • IdFix

    オンプレ AD を Microsoft Entra ID に同期する前に、無効な UPN・重複プロキシ アドレス・不正文字などの書式エラー/重複を検出し修復する事前クレンジング ツール。

    前提: Microsoft Entra ID

  • Network connectivity insights

    各拠点から Microsoft 365 への接続経路(最適な egress・レイテンシ)を評価して改善する機能。Microsoft 側の障害を表示する Service Health とは別。

    前提: Microsoft 365

  • restricted entities

    スパム大量送信などで送信を制限されたユーザーを確認し、原因に対処後に制限を解除する機能。サインイン制御の Conditional Access とは別。

    前提: 条件付きアクセス

  • サービス正常性(Service Health)

    Microsoft 365 admin center で Microsoft 側のサービス インシデント/アドバイザリ(停止・劣化・計画メンテ)を表示し通知を構成する機能。自社ネットワーク経路を評価する Network connectivity insights とは別。

    前提: Microsoft 365 管理センターMicrosoft 365Network connectivity insights

  • 共有メールボックス

    info@ のような 1 つのアドレスを複数人がライセンス不要で共同利用する仕組み。コラボ一式の Microsoft 365 Group とは別。

    前提: Microsoft 365

  • Microsoft Defender Threat Intelligence

    脅威アクター・IOC・脅威分析レポートなど外部脅威情報を提供し、観測した痕跡を既知の攻撃と突き合わせる。自作 KQL の advanced hunting とは別。

    前提: Microsoft Defender XDR高度なハンティング(KQL)

  • Microsoft Secure Score

    組織のセキュリティ態勢を数値化し、推奨される改善アクションと達成度を示す指標。Microsoft Defender ポータルで確認する。

    前提: Microsoft Defender XDR

  • Microsoft Entra Connect Health

    同期/認証エージェント(Connect Sync・PTA・AD FS 等)の稼働状況・エラー・パフォーマンスを監視するサービス。ハイブリッド ID 基盤の健全性を可視化する。

    前提: 認証(AuthN)ハイブリッド ID(Entra Connect)

  • 高度なハンティング(KQL)

    Defender XDR / Sentinel で KQL を使い、横断的なテレメトリから脅威を能動的に探索する。クエリを分析ルール化して自動検知につなげる。

    前提: Microsoft Defender XDR

  • データ/アクティビティ エクスプローラー

    データ エクスプローラー(コンテンツ エクスプローラー)は機微データの所在を、アクティビティ エクスプローラーはそのデータに対する操作を可視化する Purview のツール。

    前提: Content explorer(コンテンツ エクスプローラー)Microsoft Purview

  • 準拠デバイス(compliant device)

    Intune で準拠と評価されたデバイス。Conditional Access の付与条件として「準拠デバイスを要求」に使う。

    前提: 条件付きアクセス

  • Microsoft Defender for Endpoint

    デバイス(エンドポイント)の EDR/保護を担う製品。オンボード→エンドポイント設定→脆弱性管理の順で導入する。メール保護の Defender for Office 365 とは別。

    前提: Microsoft Defender XDR

  • Safe Attachments

    Defender for Office 365 で添付ファイルをサンドボックスで実行(爆破)して未知のマルウェアを検出する保護。URL を保護する Safe Links とは別。

    関連: Safe Links

  • セキュリティグループ(Entra ID)

    リソースへのアクセス権やライセンス割り当てに使う Microsoft Entra ID のグループ。コラボ リソースを伴う Microsoft 365 Group とは別。

    前提: Microsoft Entra IDMicrosoft 365

  • 改ざん防止(tamper protection)

    Microsoft Defender for Endpoint の設定。ローカル管理者権限を持つマルウェアや攻撃者であっても、リアルタイム保護の無効化・シグネチャ更新の停止・Defender の削除といったセキュリティ設定変更をブロックする。Intune のセキュリティ設定管理経由でテナント全体に配布・強制するのが一般的。

    前提: Microsoft Defender XDRMicrosoft Defender for Endpoint

  • Microsoft Graph PowerShell

    Entra/Microsoft 365 を自動化するための PowerShell モジュール。旧 AzureAD/MSOnline モジュールの後継で、属性更新やライセンス割当などの反復処理をプログラム的に実行する。

    前提: Microsoft 365

  • パスワード書き戻し(password writeback)

    SSPR でクラウド側にリセットしたパスワードをオンプレ AD に反映する仕組み。Connect Sync で構成する。

    関連: セルフサービスパスワードリセット(SSPR)

  • Microsoft Defender for Cloud Apps

    クラウドアプリの利用やシャドー IT を可視化・制御する CASB(クラウドアクセスセキュリティブローカー)。

    前提: Microsoft Defender XDR